令和4年度「環境大賞」の表彰式を行いました!
2022年11月11日 | コンテンツ番号 37015
県では、環境保全に関する実践活動が他の模範となる個人又は団体を「環境大賞」として表彰し、その活動事例を紹介しています。
今年度は、2部門(個人、団体)に13件の応募があり、選考委員会での審査の結果、以下のとおり受賞者が決定しました。
令和4年10月8日(土)に、秋田拠点センターアルヴェ1階きらめき広場で開催された、あきたエコ&リサイクルフェスティバルにおいて表彰式を行いました。
「あきたエコ&リサイクルフェスティバル」についてはこちらをご覧ください。
令和4年度「環境大賞」受賞者
個人部門 照井 昌子(しょうこ)氏(横手市)
【活動の名称】
地球温暖化防止の推進
【活動概要】
あきたエコマイスター県南協議会会長などを務め、環境に関する様々な学習会を開催した。また、湯沢市のコミュニティFMで、環境をテーマにした番組で情報を発信するほか、家庭ごみ削減に関する小学生対象の出前授業や、生ごみから堆肥を作成する「段ボールコンポスト」の講習会を定期的に実施して、幅広い世代への普及啓発活動を行っている。
団体部門 特定非営利活動法人おのばホタル会(秋田市)
【活動の名称】
美しい田園ホタルの住める故郷(ふるさと)へ
【活動概要】
豊かな自然を後世に伝えることを目的として、秋田市四ツ小屋小学校を拠点に子供たちがホタルを捕獲して、採卵、幼虫飼育、自然界に放流するまでを体験する活動を行う。ホタルの生育環境を保護するため、年に複数回、地域の住民で水路等の草刈り活動や水路付近の植栽活動を行っている。
団体部門 伊藤工業株式会社(秋田市)
【活動の名称】
秋田の出入口 秋田空港道路周辺のクリーンアップ
【活動概要】
昭和56年の秋田空港開港から現在までの41年間に渡って、全長17kmの秋田空港道路の清掃活動を実施している。当初は会社の行事として始まった活動であるが、地域・関連会社にも広く声がけを行い、現在では、自社以外の参加者も含め100人規模の活動となっている。また、雄物川流域や本荘マリーナなどの地域のクリーンアップ活動にも毎年参加している。
炭やきで夕日の松原まもり隊(秋田市)
【活動の名称】
炭やきで松くい虫から夕陽の松原をまもる-マツ枯れ探索と被害木の有効活用-
【活動概要】
秋田市の海岸砂防林「夕日の松原」の松くい虫による被害を防止するため、防除が必要な枯木を伐採し、木を炭化して燃料等に再利用している。平成19年にボランティア団体として発足し、現在は子どもから70代まで幅広い年齢層の住民が参加している。
秋田自然史研究会(県内全域)
【活動の名称】
秋田の自然を調査、記録し、後世に引き継ぐ活動
【活動概要】
昭和47年の結成から、約50年間、自然生物に関する会誌の発行や、研究発表会・自然観察会を行っている。会誌の図書館や博物館などの公的機関等への寄贈を通して、秋田県の自然環境や希少な生物に関する情報を提供し、自然保護活動に取り組む人の貴重な資料となっている。
受賞者集合写真(前列中央は秋田県神部(じんぶ)副知事)
環境大賞の趣旨・目的
環境問題は、私たちの日常生活や事業活動と深く関わっていることから、その問題を解決していくためには、環境への負荷が一人ひとりの様々な活動から生じていることを認識し、自らの問題として主体的に取り組んでいくことが必要です。
このため、県では、環境保全に関する実践活動が他の模範となる個人又は団体を表彰し、その活動事例を広く県民の皆様に紹介し、県民の環境保全に関する自主的な取組を促進することを目的に、平成10年度に環境大賞表彰制度を創設しました。
※昨年度までの受賞者一覧と今年度の受賞者概要については、以下のダウンロードからご覧いただけます。