環境省が実施した第1回の「脱炭素先行地域」の公募において、県が秋田市とともに共同提案した事業計画が、令和4年4月26日付けで選定されました。
 また、大潟村が提案した計画についても選定されています。

秋田県及び秋田市における計画の概要

 県秋田臨海処理センターと向浜地区公共施設群を対象に、下水道の資源と資産を活用した再生可能エネルギーにより、地域のカーボンニュートラルの実現と活性化、下水道事業の経営改善を目指します。

1 提案名

 「秋田県流域下水道を核に資源と資産活用で実現する秋田の再エネ地域マイクログリッド」

2 主な取組

 1)県流域下水道秋田臨海処理センターと市汚泥再生処理センターの敷地内に再エネ発電設備
   (消化ガス発電、風力発電、太陽光発電)を導入
 2)秋田臨海処理センターと向浜地区の公共施設8施設を自営線で接続して地域マイクログリッドを構築
 3)蓄電池や水素製造等により電力需給制御を行いながら脱炭素先行地域の各公共施設に再エネ電力を供給

3 目指す姿

 ・2030年度における電力由来二酸化炭素排出量実質ゼロを実現
 ・資源の地域循環によるローカルSDGsの実現への貢献
 ・未利用資源の活用による下水道事業の経営改善と雇用創出、地域活性化

4 取組期間

 令和4年度 ~ 令和7年度

5 ダウンロード

 ・事業概要 [235KB]

 

大潟村における計画の概要

 ・大潟村ホームページ「第1回脱炭素先行地域への選定について」

 

脱炭素先行地域 選定証授与式

 令和4年6月1日に、選定証授与式が開催され、山口環境大臣より選定証が授与されました。
 授与式の概要については下記をご覧ください。

・「脱炭素先行地域」選定証授与式が開催されました!

(参考)脱炭素先行地域とは

 2050 年カーボンニュートラルの実現に向け、2030 年度までに「民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2 排出実質ゼロ」の実現を目指す地域であり、環境省により2025 年度までに少なくとも100 か所の地域が選定される予定とされています。