結核年報(秋田県)
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令和7年 秋田県の結核登録者情報調査年報集計結果(概況)について
令和7年1月1日から令和7年12月31日に新たに登録された結核患者(新登録結核患者数)と、令和7年12月31日現在に登録されているすべての登録者(年末時結核登録者数)に関する状況を、結核登録者情報システムにより「結核登録者情報調査年報」として集計しました。
令和7年の新登録結核患者の状況 ※罹患率は人口10万対
- 新登録結核患者数(罹患率)
42人(4.8)、R6年62人(6.9)
患者数は前年に比べ20人減少し、罹患率は2.1減少 - 性・年齢階級別の状況
全年齢では、男20人 女22人
65歳以上の割合は69.0%(29人) - 肺結核菌陽性患者数(罹患率)
30人(3.4)
肺結核患者(30人)の100.0% - 喀痰塗抹陽性肺結核患者数(罹患率)
18人(2.0)
肺結核患者(30人)の60.0% - 肺結核患者(30人)の菌検査実施状況
塗抹検査実施割合 30人(100.0%)、前年比2.2ポイント増加
培養検査実施割合 30人(100.0%)、前年比8.7ポイント増加
培養検査結果把握割合 30人(100.0%)、前年比8.7ポイント増加 - 肺結核菌培養陽性者(24人)中 薬剤感受性検査結果把握割合
24人(100.0%)、前年比3.3ポイント増加
(その内、INH・RFP耐性0人、INH耐性1人、RFP耐性0人、SM耐性0人、EB耐性0人) - 治療について 喀痰塗抹陽性肺結核初回治療者(17人)中PZA含む4剤治療割合
12人(70.6%)、前年比20.6ポイント増加 - 糖尿病合併の状況 新登録結核患者中の糖尿病合併者
5人(11.9%)、R6年12人(19.4%) - HIV感染の状況 新登録結核患者中のHIV合併者
0人、R6年0人 - 外国出生患者の状況 新登録結核患者中外国出生者
8人 (最近5年以内に入国7人、その他・時期不明1人)
R6年5人 - 潜在性結核感染症(LTBI)治療対象者届出数
21人、R6年20人
令和7年の年末時結核登録者の状況 ※登録率、有病率は人口10万対
- 結核登録者数(登録率)
95人(10.8)、R6年110人(12.3)
登録者数は前年に比べ15人減少し、登録率は1.5ポイント減少 - 活動性結核患者数(有病率)
28人(3.2)、R6年45人(5.0)
年末時の活動性結核患者数は前年に比べ17人減少し、有病率は1.8ポイント減少 - 結核登録者数の受療状況
入院 10人(10.5%)
外来(他疾患入院) 1人 (1.1%)
外来(通院) 16人(16.8%)
治療なし 68人(71.6%)
不明 0人 (0.0%)
令和6年の新登録結核患者のコホート法による治療成績、治療期間
(コホートは前年の新登録肺結核患者についての追跡)
- 喀痰塗抹陽性肺結核初回治療者(20人)の治療成績
治療成功(治癒+完了) 11人(55.0%)、前年比5.0ポイント増加
(内訳)
治癒 8人(40.0%)、前年比10.0ポイント増加
完了 3人(15.0%)、前年比5.0ポイント減少
- 喀痰塗抹陽性肺結核初回治療者 治療完遂者(12人)の治療期間
6カ月未満 1人(8.3%)
6カ月以上9カ月未満 0人 (0.0%)
9カ月以上12カ月未満 7人(58.3%)
12カ月以上 4人(33.3%)
結核に関する用語の説明
- 集計期間
結核の統計では、患者数及び登録者数等は年度ではなく、「年」で集計する(1/1~12/31までの1年間)。 - 新登録結核患者数及び罹患率(人口10万対)
結核を診断した医師から保健所長への届出に基づき、その年に新しく結核患者として登録された人の数(肺結核、肺外結核等で治療中、治療が必要な人)。及びその数を、県又は保健所管内の人口で割り、人口10万人あたりの割合として算出したもの。 - 喀痰塗抹陽性肺結核患者数及び罹患率(人口10万対)
新登録の肺結核患者のうち、喀痰塗抹検査で抗酸菌が確認され、他人に感染させる危険性がある人の数。及びその数を、県又は保健所管内の人口で割り、人口10万人あたりの割合として算出したもの。 - 年末時結核登録者数及び登録率(人口10万対)
その年の12/31時点で、保健所に登録されている人すべての数(治療中、治療終了後の経過観察、活動性不明の人等すべてを含む)。及びその数を、県又は保健所管内の人口で割り、人口10万人あたりの割合として算出したもの。 - 活動性結核患者数及び有病率(人口10万対)
保健所に登録されている人のうち、12/31時点で治療中、治療が必要な人の数。及びその数を、県又は保健所管内の人口で割り、人口10万人あたりの割合として算出したもの。 - 結核死亡者及び死亡率(人口10万対)
その年の1年間に、結核により死亡した人の数。及びその数を、県又は保健所管内の人口で割り、人口10万人あたりの割合として算出したもの。 - コホート法
コホートとは、1年間などの時期を定めてこの間に治療を開始した患者の集団を指す。このコホート集団を一定期間追跡し、治療終了時点での成績を見るのがコホート分析法である。
結核登録者情報システムでは、前年登録の肺結核患者を対象に、入力された情報から自動判定し、①治癒、②治療完了、③死亡、④失敗、⑤脱落、⑥転出、⑦治療中、⑧不明の8区分で計上している。①+②を「治療成功」と呼び、WHO(世界保健機関)は85%達成を目標にしている。
本資料では、周囲への感染リスクが高い「前年新登録喀痰塗抹陽性肺結核初回治療者」の治療成功(治癒+治療完了)割合のみを抜粋して掲載している。
※ 詳細は、ダウンロード:結核年報 令和7年集計結果(概況)をご参照ください。
※ 結核研究所、結核研究所 疫学情報センター、厚生労働省、公益財団法人結核予防会 等の全国の結核情報もご覧ください。