麻しん(はしか)に注意しましょう!
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県民のみなさまへ
- 麻しんの感染が疑われる場合は、受診前に必ず医療機関に電話し、医療機関の指示に従って受診してください。
- 麻しんを予防する有効な手段はワクチン接種です。
1歳児と、5~6歳児(就学前年度)は、国が特に定めた定期予防接種の対象者です。対象期間内に接種した場合は、接種費用が公費負担されます。詳細はお住まいの市町村に御確認ください。対象年齢になったお子さんは、なるべく早く接種を済ませましょう。
麻しんとは
麻しんウイルスによる感染症です。
感染力が非常に強いことが特徴で、発病者と同じ部屋にいるだけで感染することがあります。
肺炎や脳炎などの合併症を起こすこともあり、重度の後遺症を残したり、非常に重篤となると死亡する場合もあります。
- 感染経路:空気感染
- 潜伏期間:約10日
- 感染可能期間:発病1~2日前(発疹出現の3~5日前)から発疹出現後4~5日後
- 症状:初期症状は発熱、咳、鼻水などかぜと似ており、高熱と全身へ広がる発疹が特徴的です。(予防接種を1度だけ受けた人などの中には、免疫が不完全な人もいます。そのような人が麻しんに感染した場合、典型的な麻しんとは異なる症状になることがあります。)
秋田県内の発生状況
- 平成25年以降 0件
- 平成23年~24年 各1件
- 平成21年~22年 0件
- 平成20年 158件
- 平成19年 182件
麻しんを含む最新の感染症発生状況は、秋田県感染症情報センターホームページをご覧ください。
全国の状況
全国の麻しん報告数は、国立感染症研究所感染症情報センターホームページをご覧ください。
医療機関のみなさまへ
保健所を通じて検体を提出ください
届出基準に合致する症例は、24 時間以内に感染症法に基づく届出が必要です(検査未実施の「臨床診断例」を含む)。
届出した症例は原則、行政検査を行います。
検体(咽頭ぬぐい液、血液(EDTA)、尿)の採取・提出方法は最寄りの保健所にお問い合わせください。
届出後に、検査結果等で麻しんではないと判断された場合は、届出を取り下げます。
- 麻しん「届出基準」「届出票」PDF
- 麻しん「届出基準」「届出票」Word
- 平成22年11月11日厚生労働省通知「麻しんの検査診断について」
- 医師による麻しん届出ガイドライン 第五版(国立感染症研究所)