秋田県新型インフルエンザ等対策行動計画を改定しました。

策定の経緯

 県では、新型インフルエンザ等感染症が発生した場合に備え、平成26年1月に秋田県新型インフルエンザ等対策行動計画を策定し、各種対策を講じてきました。
 この度、国の新型インフルエンザ等対策政府行動計画が令和6年7月に改正されたことや、令和2年3月からの新型コロナウイルス感染症の感染者対応を通じて明らかになった課題を踏まえて、より効果的な感染症対策を講じるため、秋田県新型インフルエンザ等対策行動計画の全面的な改定を行いました。
 

計画の位置付け

 新型インフルエンザ等の発生段階に応じて、国、県、市町村、関係機関等が連携・協力し総合的な対策を推進するため、その対策の選択肢を示したものです。

計画の基本方針

 新型インフルエンザ等対策を秋田県の危機管理に関わる重要な課題として位置付け、次の2点を主たる目的として具体的な対策を講じていくこととしました。

  1. 感染拡大を可能な限り抑制し、県民の生命及び健康を保護する。
  2. 県民生活及び県民経済に及ぼす影響が最小限となるようにする。

策定のポイント

 行動計画改定にあたり、以下の5点をポイントとし、記載しました。

  1. 平時の準備の充実
  2. 対策項目の拡充と横断的視点の設定
  3. 幅広い感染症に対応する対策の整理と柔軟かつ機動的な対策の切替え
  4. DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進
  5. 実効性確保のための取組

行動計画の主要13項目

 次の13項目について、準備期、初動期、対応期に分けて記載しました。

  1. 実施体制
  2. 情報収集・分析
  3. サーベイランス
  4. 情報提供・共有、リスクコミュニケーション
  5. 水際対策
  6. まん延防止
  7. ワクチン
  8. 医療
  9. 治療薬・治療法
  10. 検査
  11. 保健
  12. 物資
  13. 県民生活及び県民経済の安定の確保

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