先月下旬、自動車メーカー・ダイハツ工業の品質不正を調査した第三者委員会の報告書が公表されました。衝撃試験をはじめ多くの認証試験で、データの虚偽記載などを長年に渡って繰り返していたことが確認されました。会社側が今後どのように対応していくのか、しっかりと注視する必要があります。自動車に限らず、さまざまな製品で欠陥や不具合が見つかり安全性に問題が生じる場合は、事業者が製品の回収、修理など「リコール」を実施することになっています。こんな一例があります。台所に置いていたヒーターから火が出た。水をかけて火を消したが、ヒーターを外に出そうとした際にやけどを負った。購入した家電量販店に連絡し調べてもらったところ、リコール対象製品であることが分かった-。  
 リコール対象の製品を使用し続けていると、火災やけがといった事故に繋がる危険性が高まります。不具合があった場合は、消費者庁の「リコール情報サイト」などを利用し、安全情報を確認しましょう。リコール対象製品と分かった場合は、使用を中止しメーカーや販売店に連絡してください。事業者と連絡が取れず困った際は消費生活相談窓口に相談してください。
  連絡先は▽県生活センター☎018・835・0999、北部消費生活相談室☎0186・45・1040、南部消費生活相談室☎0182・45・6104、または消費者ホットライン☎188