4月は、新年度が始まり。何かと慌ただしく、進学や就職、転勤など新生活でさまざまな消費者トラブルが起こる可能性があります。
 特に新入社員や大学生たちが通勤、レジャーのために中古車やバイクなどを購入する際の契約に関するトラブルが目立ちます。
 転居に当たっても、「引っ越し業者が作業中に家具を傷付けた」「当初の見積もり額より高額請求された」といった引っ越し業者とのトラブルが起こりがちです。
 また、新規の契約に関するトラブルも増加します。例えば「携帯電話やスマホの購入」「インターネット通信契約」や「テレビ放送の受信契約・サブスクリプション契約」-での相談が多く寄せられます。
 春先は冬物の衣類をクリーニングすることも増えるため、クリーニングに関するトラブルも起こります。雪解け後に住宅の雨どいや屋根、壁の修理が必要となった場合の住宅修理トラブルも考えられます。
 生活センターなど消費生活相談窓口では、消費者へのアドバイスに加えて、案件によっては消費者の立場に立ち、事業者と問題解決に向けた交渉を手伝います。「業者に直接言いづらい」「どう言っていいのか分からない」など悩んでいる場合は、時間を置かずに早めにご相談ください。
 困ったときや迷った場合は▽県生活センター☎018・835・0999▽消費者ホットライン☎188(いやや)にご連絡ください。