豪雨や台風などの災害時には、被災に便乗した悪質な商法が発生する恐れがあります。
 例えば「損害保険で修理できる」と業者の訪問を受け、建物の修理を依頼したが、その後保険が適用されないと損害保険会社に言われた。
 ほかにも「災害による家屋調査を行っている」との電話があり、来訪を了承した。建物の点検を口実にして、しつこく契約を迫り修理後に高額の修理代金を請求された。-といったケースです。
 また、「役所からの依頼を受けて床下の洗浄や消毒をしている。とか、災害廃棄物を回収するといって被災した地域をまわっている」と訪問し、その費用を請求するなどの業者が出没しているとの情報が寄せられています。突然の訪問業者に勧誘され、契約を迫られても家族や加入先の保険会社に相談し、即答しないでください。
 また、公的機関の職員を名乗り自宅を訪問して義援金を求める事例も報告されていますので、くれぐれも注意しましょう。
 困った時や不安に感じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センターへ相談してください。
 連絡先は、秋田県生活センター(☎018-835-0999)、北部消費生活相談室(☎0186-45-1040)、南部消費生活相談室(☎0182-45-6104)または、消費者ホットライン(局番なし)☎188(いやや)