新生活を始めた皆さんに注意していただきたいポイントをまとめました。

1 新生活は5大消費者トラブルに要注意!

 新大学生や新社会人などが一人暮らしを始める時期は、訪問販売等によるトラブルが多く発生します。
 新生活のスタートでつまずかないよう、初めての一人暮らしで気を付けたい消費者トラブルに十分注意しましょう。
 
 

2 契約するときはよく確認してから!

 初めて一人暮らしをするときは、これまで経験したことのないさまざまな契約を自分自身でするようになります。内容をよく確認しないまま契約してしまうと思わぬトラブルに遭うことがあります。
 契約をするときは内容をしっかり確認しましょう。
 
 

3 暮らしのトラブルに日頃から備えておこう!

○ 水道のトラブル
 水漏れなどの際に速やかに水を止められるよう、あらかじめ止水栓の位置を確認しておきましょう。
 お住まいの市区町村の指定給水装置工事事業者の一覧や実店舗の状況などを確認して、修理業者の情報をあらかじめ集めておきましょう。
 
 
○ ゴミ・不用品のトラブル
 ゴミを捨てる際は、お住まいの市区町村のルールに従ってください。
 不用品の処分を業者に依頼するときは、必ず「一般廃棄物処理業の許可」を受けている業者に依頼してください。
 
 

4 「もうけ話」はまずは疑う!

 「絶対にもうかる方法」などありません。必ず儲かる・稼げるという広告や勧誘は信用しないようにしましょう。友人・知人から勧められるケースやマッチングアプリで知り合った人から勧められるケースもあります。
 
 
 
 

5 アルバイト・仕事探しは内容をよく確認!

 アルバイトや仕事を探すときは、勧誘目的や身分を偽ったり隠しての訪問販売や効果・効能を偽っての広告・勧誘など、法律に抵触する行為に加担することがないよう、業務内容をしっかり確認しましょう。

 また、SNSなどによる特殊詐欺の受け子(ターゲットの人からお金やキャッシュカードなどを受けとる役)や出し子(ターゲットの人から振り込まれたお金をATMなどで引き出す役)の募集など、いわゆる「闇バイト」には、絶対に関わってはいけません。

 怪しい副業・アルバイトのトラブル-簡単に稼げて高収入?!うまい話には裏がある…-(国民生活センターホームページへのリンク)

 

6 行政機関が発信する情報をチェックしよう!

○ 消費者庁では、LINE公式アカウント「消費者庁 若者ナビ!」で消費者トラブル関連の情報を発信しています。
 
 
○ 国民生活センターでは、消費者トラブルに関して、消費者が自ら解決方法を調べ、解決を図ることができるような環境を作るため、FAQ(frequently asked questions)形式で、トラブル解決を支援する情報を提供するとともに、相談窓口等を案内しています。
 
 
○ 市区町村や都道府県などの自治体は、地域のルールに関する情報、生活に関する情報、安全・治安に関する情報などをホームページや広報紙などで発信しています。暮らしに必要な情報、有益な情報がたくさんありますので、お住まいの自治体のホームページや広報紙をチェックする習慣を身につけましょう。
 多くの市区町村では、転入者に「くらしの便利帳」といった名称の生活ガイドブックを配布しています。しっかりと目を通しておきましょう。
 

7 消費生活センターの場所と連絡先を確認しよう!

 各自治体の消費生活センターでは消費生活に関するトラブルの相談を受け付けています。トラブルの時にすぐ相談できるよう、お住まいの地域の消費生活センターの場所と連絡先を確認しておきましょう。
 消費生活に関するトラブルの相談は、消費者ホットラインからもすることができます。
 

 消費者ホットライン全国共通電話番号
 188(局番なし)
 
▶お住まいの近くに消費生活センターや消費者相談窓口につながります。
  土日もつながります。