国内には多くの中古車買取業者が存在しますが、その全てが信頼のおける業者とは限らないのが実情です。
 なかには「業者が居座り帰ろうとしないため、やむなく契約してしまった」、「契約後すぐにキャンセルを申し出たら、高額なキャンセル料を請求された」、「査定時に強引に契約させられてしまい、車を持っていかれた」等の強引な勧誘や契約、キャンセル時のトラブルに関する相談が寄せられています。 
 売却トラブルの特徴として、十分に検討する時間が与えられず、その場で強引に契約を迫られる。高額なキャンセル料を設定されたり、キャンセル妨害をされる。契約後に査定額を減額されるなどがあります。
 ではどのような事に注意して、正当な取引きを進めれば良いのでしょうか。
 次の3点に重点を置き、慎重に判断するようにしましょう。1.車の売却はクーリング・オフの対象外ですから、契約を急がれても一呼吸おいて、よく考えてから判断しましょう。2.契約内容をしっかり確認しましょう。特にキャンセル料はいくらか、いつから発生するのか等の確認が重要です。3.修復歴を事前に適切に告げた場合、修復歴を理由とした契約解除や減額に応じる必要はありません。
 困った時やトラブルになった時は、すぐに消費生活相談窓口に相談しましょう。
 連絡先は▽県生活センター☎018・835・0999▽北部消費生活相談室☎0186・45・1040▽南部消費生活相談室☎0182・ 45・6104、または消費者ホットライン☎188