小松 守さん(おすすめの一冊)
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おすすめの一冊
書名:鄙への想い
著者名:田中優子
出版社名:清流出版
この本を選んだ理由は?
時々、秋田のことを考えるようになった。日本のありようも含めてであるが・・・。これから、どう生きたらいいのかを考える中、一見、時代錯誤のように思えるが、江戸時代を下地にした生き方は、地方秋田の生き方の一つの参考になるのではないかと思いつつ、一気に読むことができた。 何も江戸時代に帰れというのではない。グローバリゼーションという世界潮流は無視できないが、日本が生きてきて、生きていく上で、失ってはいけない何かを感じさせる一冊、特に、鄙とも言える秋田のこれからのあり様を考えさせてくれる。秋田出身の写真家、石山貴美子の写真も実に見事だ。
この本をたとえるなら?
いろいろ考えさせる一冊。
どんな風に本を選びますか?
時々の気分、知の掘り下げなど、必要性を感じたときなど様々。
本をいつ読みますか?
いつでも、どこでも、決まりなし。
どこで読むことが多いですか?
机で、寝床で、あるいは風呂で・・・様々な気分で。
あなたにとって読書とは?
いろいろな人の思いや考えを知る窓。