おすすめの一冊

 [98KB] 書名:笑う警官
 著者名:佐々木譲
 出版社名:角川春樹事務所
 
 
 
 
 
 
 

この本を選んだ理由は?

警察小説の面白さは、人間の生きざまそのものがストレートに描かれているところです。人間関係にまつわること、金にまつわることなどが犯罪に関わってくれば警察の出番であり、小説の出番になります。一方では正義の味方であるはずの警察が不正を働いている現実があります。警察組織のコインの表は、市民生活を守る正義の味方の顔、裏は組織を守るために不正を犯す顔。「笑う警官」は北海道警本部の不祥事をベースにしたノンフィクション小説です。ストーリーの面白さと警察組織の恐ろしさの両面を知ることのできる傑作です。

この本をたとえるなら?

感動した本、日本社会の現実を知る本。

どんな風に本を選びますか?

警察小説、歴史小説、ノンフィクション中心に。

本をいつ読みますか?

主に出張の移動時間。

どこで読むことが多いですか?

列車、電車の中。

あなたにとって読書とは?

心と頭の栄養、気分転換、知識の宝庫。