私の一冊

風と共に去りぬの表紙画像 書名:風と共に去りぬ
 著者名: マーガレット・ミッチェル
 訳者名:荒 このみ
 出版社名:岩波文庫
 
 
 
 
 
 
 
 

40数年前、学生時代に読んだ一冊。同名の映画は不朽の名作といわれて久しい。アメリカの南北戦争が時代背景。SDGs花盛りの現代からみれば大なり小なり違和感を覚えるかもしれないが、長編スぺクタルとしては一級品。ジャンルは恋愛長編小説と思いきや、あとがきに歴史小説との解説があったのが印象深い(記憶は定かでありませんが)。女主人公スカーレット・オハラの明日への希望を捨てない、決してあきらめない、苦難に立ち向かう生き様は時代を超えても色あせず今でも共感を覚える。

読書時間の確保で工夫されていることは

ながら族のせいか、ついテレビやラジオに誘惑されてしまう。読む時はスイッチオフ。静かな環境をつくること。

読書の効用として感じていることは

語彙力、表現力、文章力、読解力は間違いなくアップする。感情力?もかな。

秋田県ブックリーダーとしてのメッセージ

小中学生の頃は、「怪盗ルパン」や「シャーロックホームズ」といった推理小説に夢中になった。戦記物にもはまった。ジャンルを問わず、SF小説でも古典でもとにかく面白いと思ったものを読んでみよう。そこから無限の世界に自分だけの舟をこぎ出すことができます。