【R5年度】採用力拡大支援事業 第２回実践講座 を開催しました！
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令和5年度 秋田県採用力拡大支援事業 第2回実践講座
「採用手法」
■日 時：2023年9月11日 月曜日 13時00分～15時00分
■場 所：秋田拠点センターアルヴェ4階 洋室C
■登壇者：講師 杉浦二郎氏（株式会社モザイクワーク）
テーマ「採用手法」
2023年9月11日 、10名の企業担当者が参加し、今回第2回目となる「採用力向上に向けた実践講座」を秋田市で開催しました。
コロナ禍で加速した人材不足。優秀な人材を獲得することは、企業にとって重要な課題であり、可及的速やかに解決したい問題でもあります。では、今優先するべきことは何か？キーとなるのは、「採用設計力」。
企業の強み、経営戦略に基づき、適した人材を獲得することが必須になります。
第2回目の講師は、株式会社モザイクワーク代表取締役の杉浦二郎氏。三幸製菓株式会社にて人事責任者を務めた経歴があります。
同氏は講座の中で、「皆さんの会社では、人事の専門部署はありますか？」と尋ねると、ほとんどの受講者が手を上げませんでした。多くの企業で、人事専門の部署が不在です。同氏は、採用に関してのマンパワー不足による、「採用設計力」の欠如が問題であると喚起。自身も総務・人事を兼任していたため、『人事専門部署不在による、場当たり的な採用のデメリット』『経営戦略不在によるビジョンのない採用のリスク』
など、各企業が抱えている潜在的なジレンマを経験に基づいて解説。会場に集まった方々は時折大きく頷き、自社の境遇と重ねられました。
今回のテーマである「採用手法」について、杉浦氏はまず、採用要件の定義が必要であると解説。応募者の特性から採用を考えるのではなく、会社にとって必要な人材とは何か、そして採用した人材と共にどんな会社を創造していくかを主軸にすることで、採用活動を最良化できると説明。
同氏は、採用フローに対しても言及。再現性の高い採用活動のために専任者が必要なことや、長期的な計画を基に、人事戦略をブラッシュアップしていくことで、質の高い採用設計が可能と解説されました。
他、よくある面接での失敗例や、求人サイト毎の特性やユーザー層の違い、各種SNSでのリクルーティングによる効果など、具体度の高い情報を数多く公開。非常にボリュームのある講座となりました。
講座後は、受講者への質疑応答の時間も設け、それぞれの企業が抱える悩みに直接アプローチ。より綿密なフォローにより、企業への貢献を高めることが出来ました。
第3回目からは講座中にワークも取り入れ、より実践的に、採用力アップへ貢献します。