【R5年度】採用力拡大支援事業 第3回実践講座 を開催しました!
コンテンツ番号:76851
更新日:
令和5年度 秋田県採用力拡大支援事業 第3回実践講座
「インターンシップの導入」
■日 時:2023年10月6日 金曜日 13時00分~15時00分
■場 所:秋田県労働会館 フォーラムアキタ
■登壇者:講師 平松しのぶ氏(株式会社モザイクワーク取締役)
テーマ「インターンシップの導入
3回目となる本講座、今回のテーマは『インターンシップ』。
インターンシップへの参加経験のある学生は年々増えており、もはや当たり前となっています。就活生にとってインターンシップで得られる経験、知見は代え難いものであることは明らかで、企業にとっても、取り組む重要性が更に高まっているインターンシップですが、これから制度が変わります。
これまでインターンシップは採用に直結することは禁止とされ、企業や仕事の説明・実践体験など、学生の就業意識の醸成やキャリア形成に向けた意味合いが重視されていました。しかし、25年卒の学生から、一定の条件を満たすことで採用直結型のインターンシップの実施が可能となります。企業としては、意欲の高い学生と早くから接点を持ち、採用まで繋げられるメリットは見逃せないものとなっていきます。今後、数多くの会社がインターンシップを取り入れ、参加する学生が増えることにより、就職活動のさらなる早期化が予想されます。優秀な人材、会社にマッチした人材を獲得するには、採用トレンドを意識したアクションが求められます。
今回の講師は、株式会社モザイクワーク取締役の平松氏。学生が持つインターンシップへの興味・関心を、客観的なデータに基づき解説されました。また、インターンシップの目的からプログラムを設計するのでなく、『学生=顧客』として捉え、インターンシップに学生は何を求めて、自社は何を提供できるかを検討することが大切であるなど、実践的なノウハウを公開。さらに、秋田県内での調査結果をもとに、インターンシップ終了後に就職する割合が前年度より上昇している事実や、秋田県内でのインターンシップ事例が紹介されました。途中、「具体的にどのようにして導入すればいいのか」という質問が出るなど、平松氏の解説から、受講者の皆さんは高い当事者意識を持って話しを聞いていました。
講座終盤では、ワークも実施。各企業インターンシップの設計をシートに記入し、受講者同士で発表し合いました。目的、自社の強み、学生が得られるベネフィットなどをディスカッションすることで、リアリティの高い設計を目指す、実践的なワークとなりました。
残り2回となる本講座。引き続き、実践的な講座で企業のサポートに務めます。