【消防防災航空隊】奮闘!林野火災2023
コンテンツ番号:75937
更新日:
〇発見
8/31 消防防災ヘリコプター「なまはげ」は、廃棄物の不法投棄を監視するスカイパトロールから基地へ帰投中、五城目町富津内中津又付近において林野火災を発見した(画像1)。
機長は、現場上空を旋回し、延焼の規模・火勢・人影の有無及び地上消防隊による消火活動の有無などを確認するとともに、管轄である五城目町消防本部との情報共有を図った。
〇消火活動
同日、五城目町消防本部からの出動要請を受け、「なまはげ」は消火バケットによる散水消火活動を開始した。
現場は、数か所から火の手があがっているものの、火勢は強くないため早期に鎮圧できるものと思われた。
しかし、樹木伐採後の枯れ木や下草が豊富であり、また、延焼範囲が広範囲(100m×100m)、さらに、一部では植生が邪魔になり根元まで散水が到達せず消火活動は困難を極めるこことなった(画像2)。
五城目町消防本部及び「なまはげ」の2日間の懸命な消火活動(画像3,4,5,6)に加えてめぐみの雨(画像7)により、9/2 14:30 林野火災は鎮火した。
※ 「なまはげ」林野火災対応総飛行時間10時間35分、散水消火計13回(4700リットル)
※ 総焼失面積3ヘクタール
※ 画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。