【消防防災航空隊】北東北4県防災航空隊合同訓練2025
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北東北4県(青森県、岩手県、山形県、秋田県)防災航空隊合同訓練
合同訓練は、主催県及び会場を4県持ち回りで行い、(1)大規模災害時などにおける他県防災航空隊との連携要領を確認。(2)航空隊員同士が顔の見える関係を構築し、各種調整等が円滑に行うことができる。(3)他県防災航空隊の実施要領を見学することにより、新たな技術を取り入れることができる。また、想定は近年発生している災害等に焦点を合わせ、現状に合った内容にしています。
今年は、秋田県消防防災航空隊が主催し、男鹿市男鹿マリンパークを主会場として訓練を行いました。
訓練には、各県防災航空隊のほかに、主会場を管轄する男鹿地区消防一部事務組合消防本部から消防車両及び消防隊員が支援として参加し、盛大に行われました。なお、山形県は、訓練に参加するため日本海沿岸を北上していましたが、山形県内での山岳救助に伴う緊急運航要請があり、急遽不参加となりました。
訓練想定
大規模地震によりさまざまな災害が発生したという想定の中、以下の内容に基づいた訓練を行いました。
(1)孤立地域への消防隊員の投入、(2)家屋内で負傷した夫婦の救助、(3)道路寸断により車内に取り残された家族(乳児を含む)の救助、(4)倒壊した家屋から救出された重傷者の救助
各県航空隊は、各々の航空機の特性及び保有する資機材を念頭に、最良の方法で想定に対応しています。
訓練後、各県航空隊は帰隊し、救助方法の説明、独自の資機材の使用方法等などの検討会を実施し、さまざまな災害に対応する最良の救助方法を検討しました。