リーディングカンパニー創出応援事業の採択企業等について
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本事業の募集は終了しました。
1 事業の概要
県では、地域を牽引するものづくり企業を支援する「リーディングカンパニー創出応援事業」により、これまで9社の中小企業を支援対象として認定し、生産性や企業価値の向上に資する取組を対象に、3年度にわたる伴走支援及び助成を行っています。
リーディングカンパニーとは
生産性向上に向け、生産体制の整備拡充や経営規模拡大等に取り組むとともに、SDGsや女性活躍推進等の企業価値向上を図る取組を積極的に推進することにより、地域経済を牽引する役割が期待される企業のこと。
2 支援対象企業について
| 採択年度 | 事業者名 | テーマ |
|---|---|---|
| 令和5 | アキモク鉄工株式会社 | ソリューション提案型リーディングカンパニー |
| 令和6 | Orbray株式会社 | 秋田県南地域発のグローバルリーディングカンパニー（CSR・SDGs等の世界基準の企業価値への向上） |
| 令和6 | 株式会社小滝電機製作所 | 地元大館の地で地域と社会へ貢献できる車載製品製造工場のリーディングカンパニー |
| 令和4 | 株式会社斉藤光学製作所 | 秋田における高度技術と高度人材のミックスハブとなる「先進研究開発リーディングカンパニー」 |
| 令和4 | 東光鉄工株式会社 | 基幹事業（建築鉄骨・クレーン・産業機械等）のグレードアップ及びUAVを中核とする次世代新規事業の推進による、「ものづくりリーディングカンパニー」 |
| 令和4 | 丸大機工株式会社 | 工場の自動化・DX管理等の最新生産体制の構築などによる、地域と共生・牽引する「ものづくりモデル企業」 |
| 令和5 | 株式会社柳澤鉄工所 | 東北地方における試錐関連（地熱開発）の中核的企業 |
| 令和5 | 山本精機株式会社 | 地域協業により航空機部品・治工具製造において世界シェアの拡大を図るリーディングカンパニー |
| 令和6 | 横手精工株式会社 | 提案型EMSリーディングカンパニー |
採択企業（6社）の事例（五十音順）
アキモク鉄工株式会社
(1) 所在地
能代市扇田字柑子畑１-29
(2) URL
(3) 沿革
昭和13年、秋田木材(株)から製材機械部門が分離独立して（株）秋木機械製作所を設立し、昭和43年に秋木機械（株）と社名変更。
昭和55年 秋木機械（株）より、産業機械及び公共工事部門を分離独立し、アキモク鉄工（株）設立。各種産業用機械や橋梁・水門・クレーン等の設計・製作・据付、航空機用地上支援機器の設計・製作等の事業を展開している。
昭和55年 秋木機械（株）より、産業機械及び公共工事部門を分離独立し、アキモク鉄工（株）設立。各種産業用機械や橋梁・水門・クレーン等の設計・製作・据付、航空機用地上支援機器の設計・製作等の事業を展開している。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
ソリューション提案型リーディングカンパニー
先駆的な自社製品（ファインバブル技術を用いた洗浄機等）の開発や県外販売強化により、洋上風力発電、航空機や車両等の輸送機産業及び工作機械業界へ貢献するとともに、下請け型企業からの脱却を図る。
(5) 企業における主な事業
大学との共同研究や技術研修、展示会出展、国内・海外顧客の開拓等により、ファインバブル関連製品の開発や販路拡大を進めている。
また、生産効率化や技術継承のため、専門家の指導を受けながら、装置及びシステムの導入を進めている。
また、生産効率化や技術継承のため、専門家の指導を受けながら、装置及びシステムの導入を進めている。
(6) 県の支援内容
製品開発に係る試作経費や生産性向上に係る設備導入等への補助
アキモク鉄工株式会社の社屋
ヘリコプターの塩分洗浄
Orbray株式会社
(1) 所在地
本社：東京都足立区新田3-8-22
湯沢工場：湯沢市愛宕町4-6-56
横手工場：横手市外目字上桜沢12-1
湯沢工場：湯沢市愛宕町4-6-56
横手工場：横手市外目字上桜沢12-1
(2) URL
(3) 沿革
昭和14年、東京都にて並木製作所を設立し、後に並木精密宝石株式会社に組織変更。昭和32年、時計用軸受宝石部門を分離独立（後のアダマンド工業株式会社）。
昭和42年、湯沢工場操業開始。平成元年、湯沢市に株式会社アキタ・アダマンド設立。
平成30年、並木精密宝石とアダマンド工業の統合により、アダマンド並木精密宝石株式会社に商号変更。令和5年、アキタ・アダマンド統合により、Orbray株式会社に商号変更。
令和8年度に湯沢市に本社移転予定。
昭和42年、湯沢工場操業開始。平成元年、湯沢市に株式会社アキタ・アダマンド設立。
平成30年、並木精密宝石とアダマンド工業の統合により、アダマンド並木精密宝石株式会社に商号変更。令和5年、アキタ・アダマンド統合により、Orbray株式会社に商号変更。
令和8年度に湯沢市に本社移転予定。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
秋田県南地域発のグローバルリーディングカンパニー
大規模設備投資によるフォトニクス・精密宝石事業の成長や人員体制増強、CSRやSDGsといったグローバル基準への対応強化を図る。
(5) 企業における主な事業
新本社・新工場の建設や設備増強により、フォトニクス・精密宝石事業について、成長分野である半導体ビジネス（パワー半導体用新素材・ダイヤ・サファイアの基板育成・加工など）の抜本強化を図っている。
国際基準に基づくCSR・SDGs強化を推進するため、人権方針や企業倫理方針、調達ガイドラインの公表に取り組んでいる。
女性活躍推進や人材育成に注力し、女性リーダー育成研修を実施しているほか、働きやすい職場環境整備や健康経営の強化に取り組んでいる。
国際基準に基づくCSR・SDGs強化を推進するため、人権方針や企業倫理方針、調達ガイドラインの公表に取り組んでいる。
女性活躍推進や人材育成に注力し、女性リーダー育成研修を実施しているほか、働きやすい職場環境整備や健康経営の強化に取り組んでいる。
(6) 県の支援内容
国際基準（EcoVadis）の目標達成に係るコンサルティングや、従業員向け研修等への補助
Orbray株式会社の社屋
取組の様子
株式会社小滝電機製作所
(1) 所在地
大館市釈迦内字上袋6番地6
(2) URL
(3) 沿革
昭和55年、比内町（現大館市）にて設立。当初はTVチューナーの生産を行っていたが、平成16年頃より業態転換し、車載製品（自動車用LEDランプ基板等）の生産を主力事業としている。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
地元大館の地で地域と社会へ貢献できる車載製品製造工場のリーディングカンパニー
自動車用LED照明部品及び関連した電子部品の製造において、世界トップシェアを占める県外主要顧客の東北唯一のEMS（電子製品受託製造）パートナーとして事業拡大を目指す。
(5) 企業における主な事業
製造ラインの増強のほか、専門家指導を受けての生産管理システム刷新や「AI導入による業務改善チーム」の活動によるDX化を図っている。
また、研修会への参加等により女性管理職の育成に取り組んでいる。
また、研修会への参加等により女性管理職の育成に取り組んでいる。
(6) 県の支援内容
生産性向上に要する設備導入等への補助
株式会社小滝電機製作所の社屋
車載製品
車載製品
株式会社斉藤光学製作所
(1) 所在地
仙北郡美郷町本堂城回字若林118-3
(2) URL
(3) 沿革
昭和52年、埼玉県にて創業。
昭和60年、秋田県仙北郡千畑村（現美郷町）に秋田工場を設立。平成27年に秋田県へ本社移転。
創業当初は腕時計用カバーガラスの研磨加工を手がけていた。現在は、ガラス・半導体材料を磨く「研磨」の受託加工と技術サービス（試作・評価試験・分析等の受託）を展開。
昭和60年、秋田県仙北郡千畑村（現美郷町）に秋田工場を設立。平成27年に秋田県へ本社移転。
創業当初は腕時計用カバーガラスの研磨加工を手がけていた。現在は、ガラス・半導体材料を磨く「研磨」の受託加工と技術サービス（試作・評価試験・分析等の受託）を展開。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
秋田における高度技術と高度人材のミックスハブ（交差集約拠点）となる「先進研究開発型リーディングカンパニー」
高度な技術により、高難度・高付加価値の新規市場の需要を開拓。売上規模重視から付加価値重視へとシフト。
(5) 企業における主な事業
電力エネルギー利用の効率化に貢献する「次世代半導体基板」には、高難易度の研磨加工技術だけではなく、要求される高い品質水準をクリアしているかを評価する技術が重要となる。こうした付加価値の高い案件に取り組むため、設備の導入及び県産業技術センターとの共同研究を実施し、先進の評価技術（品質保証等に資する測定方法）を開発、確立させている。
併せて、インバウンド拡充のためのSEO対策やDX推進による生産性向上の取組、人材育成制度（HITO MIGAKIプロジェクト）による研修等を外部パートナーの支援を受けながら実施し、チーム力の向上につながっている。
併せて、インバウンド拡充のためのSEO対策やDX推進による生産性向上の取組、人材育成制度（HITO MIGAKIプロジェクト）による研修等を外部パートナーの支援を受けながら実施し、チーム力の向上につながっている。
(6) 県の支援内容
評価技術開発・確立に係る設備導入や人材育成研修経費等への補助、県産業技術センターとの共同研究
株式会社斉藤光学製作所の社屋
東光鉄工株式会社
(1) 所在地
本社：大館市釈迦内字稲荷山下19-1
UAV事業部：大館市雪沢字蕷ヶ岱256-1
UAV事業部：大館市雪沢字蕷ヶ岱256-1
(2) URL
(3) 沿革
昭和13年、東京都亀戸にて東光製作所を開業。昭和19年、秋田県大館市に疎開。昭和48年、東光鉄工株式会社を設立。
操業当初は、土建機械製作及び修理業を営んでいた。現在は、各種金属加工・産業機械・金属曲げ加工の設計製作、橋梁・水門・各種プラント機器の設計製作、UAV（無人航空機）などの事業を展開。
操業当初は、土建機械製作及び修理業を営んでいた。現在は、各種金属加工・産業機械・金属曲げ加工の設計製作、橋梁・水門・各種プラント機器の設計製作、UAV（無人航空機）などの事業を展開。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
基幹事業（建築鉄骨・クレーン・産業機械等）のグレードアップ及びUAVを中核とする次世代新規事業の推進による、「ものづくりリーディングカンパニー」
新たな視点を加えた基幹事業など各種事業基盤の強化を図り、SDGsや女性活躍社会の推進などの企業価値向上施策にも力を入れていく。これらを体現して推進していき、オール秋田でのリーディングカンパニーを目指す。
(5) 企業における主な事業
洋上風力発電向け国産ダビットクレーンの共同開発を進めているほか、防災シェルター等として自社ブランド製品「TOKOドーム」の販路を拡大している。
UAV事業部においては、農業用ドローンの販路開拓、高ペイロードドローンの開発を進めているほか、小学生向けドローン教室などの地域社会貢献活動を行っている。
プロモーションアンバサダー選任をはじめ、報道・取材を多数行い、全国へ「秋田」を発信している。
UAV事業部においては、農業用ドローンの販路開拓、高ペイロードドローンの開発を進めているほか、小学生向けドローン教室などの地域社会貢献活動を行っている。
プロモーションアンバサダー選任をはじめ、報道・取材を多数行い、全国へ「秋田」を発信している。
(6) 県の支援内容
ドローン開発に係る設備導入や試作経費等への補助
東光鉄工株式会社の社屋
ドローン
丸大機工株式会社
(1) 所在地
にかほ市金浦字笹森125-1
(2) URL
(3) 沿革
昭和51年、象潟町（現にかほ市）にて創業。
本社工場（第一工場～第五工場）、金浦工場、秋田設計事務所からなる。
精密部品加工の会社として創業。現在は、機械・電気・ソフトを含む設計、精密部品・大物部品・溶接の加工、組立、電装、据付調整とあらゆる事業を展開。
各工場の増設・増築工事から機械設備の導入等、継続的な設備投資をしており、令和6年には大型精密部品加工工場を増築。新規設備も導入し、高精度大物精密部品加工の強化を図る。
本社工場（第一工場～第五工場）、金浦工場、秋田設計事務所からなる。
精密部品加工の会社として創業。現在は、機械・電気・ソフトを含む設計、精密部品・大物部品・溶接の加工、組立、電装、据付調整とあらゆる事業を展開。
各工場の増設・増築工事から機械設備の導入等、継続的な設備投資をしており、令和6年には大型精密部品加工工場を増築。新規設備も導入し、高精度大物精密部品加工の強化を図る。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
工場の自動化・DX管理等の最新生産体制の構築などによる、地域と共生・牽引する「ものづくりモデル企業」
半導体関連装置や医療用関連設備の需要増への対応と、更なる付加価値の高い業務の受注のため、工場の自動化を推進。地域のモデル工場を目指す。
(5) 企業における主な事業
洗浄機やエアーバランサー等、省人化・省力化に資する機械装置を導入した。
生産管理システム及び人事労務管理システム等の事務システムの一新・改変を行ったことにより、勤怠の集計業務等の作業の効率化につながった。DXを導入しペーパーレス化を行ったことによって、コピー回数と紙の使用量を削減することができた。
また、合同説明会への出展やPR動画の作成を行い、会社の魅力をアピールしたことによって、令和6年度は新卒2名、中途採用8名の採用に成功し、Aターン採用は新卒・中途併せて3名の採用に成功した。
補助事業の活用による採用力強化により、令和7年4月には新卒15名の入社を予定している。
生産管理システム及び人事労務管理システム等の事務システムの一新・改変を行ったことにより、勤怠の集計業務等の作業の効率化につながった。DXを導入しペーパーレス化を行ったことによって、コピー回数と紙の使用量を削減することができた。
また、合同説明会への出展やPR動画の作成を行い、会社の魅力をアピールしたことによって、令和6年度は新卒2名、中途採用8名の採用に成功し、Aターン採用は新卒・中途併せて3名の採用に成功した。
補助事業の活用による採用力強化により、令和7年4月には新卒15名の入社を予定している。
(6) 県の支援内容
省人化や省力化に係る設備導入等への補助
丸大機工株式会社の社屋
合同説明会への出展
株式会社柳澤鉄工所
(1) 所在地
鹿角市花輪字六月田２８番地
(2) URL
(3) 沿革
大正１０年に鉱山関連の鉄構工事、機械設置・修理を目的に個人創業し、昭和４４年に株式会社化。
各種産業機械の製造、試錐用パイプ類の製造加工のほかプラントや設備の施工、保守や建築工事などの事業を展開。当社製の試錐用ロッド・ケーシングパイプは東北並びに北海道を中心に全国の地熱・温泉開発で用いられ高いシェアを占めている。
※試錐：ボーリング、土質や岩質の調査、井戸掘り、探油など地盤に穴をあけること。
※ケーシングパイプ：坑壁の維持、ドリルストリングの坑壁抵抗の軽減、坑内トラブル防止、採油・ガスを目的に裸坑に挿入されるパイプ。
各種産業機械の製造、試錐用パイプ類の製造加工のほかプラントや設備の施工、保守や建築工事などの事業を展開。当社製の試錐用ロッド・ケーシングパイプは東北並びに北海道を中心に全国の地熱・温泉開発で用いられ高いシェアを占めている。
※試錐：ボーリング、土質や岩質の調査、井戸掘り、探油など地盤に穴をあけること。
※ケーシングパイプ：坑壁の維持、ドリルストリングの坑壁抵抗の軽減、坑内トラブル防止、採油・ガスを目的に裸坑に挿入されるパイプ。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
東北地方における試錐関連（地熱開発）の中核的企業
地熱発電関連の市場拡大を受け、主力事業である試錐関連部門の事業強化に取り組み「東北地方における試錐関連の中核的企業」を目指す。
(5) 企業における主な事業
加工作業の効率化による試錐用パイプの製造強化のほか、非破壊検査技術の資格取得や検査・運搬機器等の導入により、試錐関連機器のメンテナンス事業を拡大している。
会社案内マンガ作成や女性従業員用更衣室の改修、秋田公立美術大学と連携した新商品開発プロジェクトの実施など、製造業のイメージを刷新する取組を行っている。
会社案内マンガ作成や女性従業員用更衣室の改修、秋田公立美術大学と連携した新商品開発プロジェクトの実施など、製造業のイメージを刷新する取組を行っている。
(6) 県の支援内容
生産性向上やメンテナンス事業に要する設備導入等への補助
株式会社柳澤鉄工所の社屋
会社案内マンガ
会社案内マンガ
山本精機株式会社
(1) 所在地
潟上市天王字細谷長根84番１
(2) URL
(3) 沿革
昭和43年、東京都にて設立。平成28年末に潟上市に潟上事業所を設立し、令和5年2月に潟上市へ本社を移転。令和7年に第3工場と事務所棟を建設。航空宇宙機器（エンジン・機体・ロケット）用の部品加工等を業としている。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
地域協業により航空機部品・治工具製造において世界シェアの拡大を図るリーディングカンパニー
品質保証システムや調達力を強みとし、また、治工具のグローバル需要への対応力を強化して、ＱＣＤＭの追及による世界的企業との更なる取引の拡大を目指す。
(5) 企業における主な事業
加工精度の安定や工数削減のための設備を導入し、生産リードタイムの短縮を図っている。試験・計測機関の認定であるISO17025（寸法的試験）の認定を取得し、グローバルな品質保証基準への対応を強化している。
協力外注先を開拓して県内企業との協業に取り組むと共に、自社工場の拡大にも着手し、更なる雇用増を予定している。
協力外注先を開拓して県内企業との協業に取り組むと共に、自社工場の拡大にも着手し、更なる雇用増を予定している。
(6) 県の支援内容
ＱＣＤＭ向上に係る設備導入等への補助
山本精機株式会社の社屋
製品
製品
横手精工株式会社
(1) 所在地
本社：横手市安本字南御所野10-18
秋田事業所：秋田市新屋鳥木町1-71
秋田事業所：秋田市新屋鳥木町1-71
(2) URL
(3) 沿革
昭和56年設立。電子機器用プリント基板の実装や半導体製造装置の組立を主体に事業を拡大。平成29年にエーピーアイと日本SMTと合併。設計から完成品までのワンストップサービスを提供。令和元年からは秋田県や地元大学と共同で航空機の電動化技術を基盤とした産業創出に取り組んでいる。
(4) 目指すリーディングカンパニー像
提案型EMS（電子機器受託製造）リーディングカンパニー
成長が見込まれるEV（電気自動車）分野にも対応できる国内トップクラスのEMS事業への成長を目指す。
(5) 企業における主な事業
車載案件の生産方式に対応できるよう生産管理システムや部品管理設備を新たに導入し、データ解析システムを活用して品質向上や検査自動化等の競争力強化を図っている。
また、自社製インバータの開発に取り組むことで、若手技術者の育成に加え、モータ制御のノウハウを活用した新たなビジネスにつなげている。
また、自社製インバータの開発に取り組むことで、若手技術者の育成に加え、モータ制御のノウハウを活用した新たなビジネスにつなげている。
(6) 県の支援内容
インバータ開発に係る試作経費や生産性向上に資する設備導入等への補助
横手精工株式会社の社屋
自社製インバータ開発の様子