令和5年3月17日(金)に、仙北地域振興局 大会議室において「木材産業学習会」を開催し、管内の製材業者や素材生産者をはじめとし、市町担当者・森林組合職員が参加しました。
 
 
学習会の様子
 
 この学習会は、「伐って・使って・植えて・育てる」という森林資源循環サイクルの『使って』に主眼を置いた『木材需要の拡大に伴う利用の推進』をテーマとし、管内で製材品の輸出に取り組んでいる事例等を報告いただき、林業関係者の木材利用推進に対する意識の醸成を図ることを目的としたものとなっております。
 今回は秋田県農林水産部林業木材産業課、秋田県木材産業共同組合連合会、株式会社門脇木材の3者より、最近の輸出に関する需要・供給等の情報提供や、実際に輸出を行った取組事例についてご講演いただきました。

  ・情報提供

    ◇木材利用推進の施策の概要
       秋田県農林水産部 林業木材産業課 木材利用推進班 主任 岩谷 綾子 氏
 
情報提供の様子<岩谷 氏>
 
 
    ◇米国製材輸出の取組みについて
       秋田県木材産業共同組合連合会 主査 佐々木 松輝 氏
 
情報提供の様子<佐々木 氏>
 

  ・取組事例紹介

    ◇木材需要拡大に向けた木材輸出の取組について
       株式会社門脇木材 COO 西村 仁雄 氏
 
取組事例紹介の様子<西村 氏>
 

 

 
 講師の方々からは輸出にフォーカスした木材利用推進に関する様々な情報をいただき、とても有意義な学習会となりました。
 また、質疑応答では参加者から活発な質問があり、林業関係者の関心の高さが伺えました。
 
 この学習会を通じ、仙北地域の林業においてより一層の意欲向上に繋がることを期待しております。