「多様な働き方ができる職場づくり」促進のための意識啓発セミナーの実施
コンテンツ番号:71085
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(1)開催日:令和4年7月27日(水)
(2)受講者:63社(71人)
(3)セミナー内容
①講義(テーマ:多様な働き方の推進)
・企業理念、制度、役割の見直し
②企業の取組の紹介
ア 株式会社Local Power
・経営の多角化に伴う多様な働き方
イ 株式会社あきた創生マネジメント
・社内コミュニケーション改善に向けた
ITツールの導入等
ウ 本荘電気工業株式会社
・業務マニュアル等の再整備や資格取得
に向けた学習環境づくり
・業務配分の見直しによる生産性向上
セミナーのポイント
(1)事業概要
・秋田県内企業の人材確保・育成に向けて「多様な働き方できる職場づくりへの取り組み」が不可欠である
・変化の大きい時代となり、その変化に対応するために企業文化を変えていかなければならない
(2)県内先進事例紹介
① 株式会社ローカルパワー
・従業員の働きやすさの改善による職場定着と生産性の向上を目的とした従業員のライフイベントに
対応できる休暇制度と勤務制度の導入
(時短勤務やリモートワーク、介護休暇制度など、子育てや介護をしなければならない従業員でも、
働き続けられる制度の導入)
・今後は、中途採用中心から、採用した新卒社員を育てるなど、人材育成ができる職場環境づくりを進める
② 株式会社あきた創生マネジメント
・会社の方針として、多くのスタッフに向けた正確な情報発信・共有をする必要があったため、気軽に
見れる、書けるスタッフ同士のコミュニケーションづくりとして、ITツールを導入した
・人口減少が進む地方だからこそ、秋田や介護に関わる人を増やすための関わり方や、働き方・副業や
リモートワークなど多様な働き方を取り入れる必要があった
③ 本荘電気工業株式会社
・運営方針に課題を抱えていたため、長時間労働の改善など、今後取り組むべき課題や従業員の課題を
調査した
・調査結果を踏まえて、若手の座談会など広く意見交換を行ったことで、現場の人員配置やシステム再
構築、勤務時間の短縮や労働環境の改善を進めることができた
・これらの取り組みにより、「社内で意見を出しても良い」という認識が生まれ、従業員が主体的に
会社に向き合うなど社内全体の意識変革へ波及した