松くい虫被害は、マツノザイセンチュウ(病原線虫)がマツノマダラカミキリ(媒介昆虫)によって運ばれ、カミキリがかじった松の枝から樹の内部に侵入することで、マツが枯れる病気です。

 松くい虫被害を予防するため、マツノマダラカミキリが被害木から羽化脱出する時期の予測に関する情報をお知らせします。

  

2024年の発生予測について
  • 初発日予測方法

    • 日平均気温(4月1日以降)から11℃を引いた値の積算値が296日℃に達する日(4月1日から計算を実行した日までの日平均気温は、アメダスデータの実測値を使用し、その日以降の日平均気温は、過去10年間の平均値を使用する) 

  • 下表に、秋田県内 13 観測所でのアメダス観測データから予測した、マツノマダラカミキリの初発日を示しておりますので、防除の参考にしてください。

  • 予測実施日:令和6年6月13日(今回で今年度の初発日予測は終了します)

沿岸部

観測所 能代 大潟 五城目 秋田 本荘
初発日 6月16日 6月15日 6月17日 6月10日 6月15日

内陸部

観測所 鹿角 大館 鷹巣 大正寺 角館 大曲 横手 湯沢
初発日 6月25日 6月16日 6月18日 6月21日 6月14日 6月12日 6月9日 6月12日
  •  秋田県立大学システム科学技術学部経営システム工学科 協調・分散データマネジメント研究室作成の予測システムによる

 リンク先:秋田県立大学のWebサイト

https://forest-forecast.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/forecast.html

 ◎松くい虫被害の防除対策等については、各地域振興局農林部森づくり推進課または県庁森林環境保全課森林管理チームへお問い合わせください。