自然公園内でのドローンの飛行について
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近年、県内の自然公園においても、ドローンの飛行に関するお問い合わせをいただいておりますが、飛行にあたり確認や注意を要するのは次の点です。
(なお、航空法などの関係法令を守って飛行することが大前提です。)
①自然環境や動植物、ほかの公園利用者などに配慮し、危険を及ぼしたり不快感を与えたりしないこと。
②国有林など、届出や申請が必要なエリアで飛行させる場合は、事前に手続きを行うこと。
③土地の所有者や管理者の了解を得ること。
これらについての問い合わせ先などを簡単にご紹介します。場合により、事前の申請や手続きが必要になることがあります。
1 県内の自然公園に関することについて(上記①関係)
自然公園内で飛行させるにあたっての一般的な注意点などについては、次の事務所等にお問い合わせください。
公園名 | 問い合わせ先 |
---|---|
十和田八幡平国立公園(十和田湖周辺) |
環境省 十和田八幡平国立公園管理事務所 |
十和田八幡平国立公園(八幡平・秋田駒ヶ岳周辺) |
環境省 十和田八幡平国立公園管理事務所鹿角管理官事務所 |
県内のその他の国公園定・県立自然公園 | 秋田県 自然保護課(自然公園班) 電話:018-860-1612 |
2 所有者や管理者への手続きについて(上記②、③関係)
飛行場所により、別途、事前に申請や届出などが必要になる場合があります。これらに関する問い合わせ先は次のとおりです。
飛行場所 | 必要な手続き等 | 問い合わせ・手続き先 | 備考 |
---|---|---|---|
国有林 |
入林届 |
その国有林を所管する森林管理署 | 県境にまたがる場所では、複数の森林管理署に届出が必要です。 |
天然記念物、 |
右の問い合わせ先にご確認ください |
各市町村 (文化財保護関係の担当部署) |
天然記念物区域での飛行の場合、申請から許可まで2~3か月を要することがあるため、ご注意ください。 |
全般 | 土地所有者や管理者の了解を得る | 各所有者・管理者 |
県内の天然記念物や文化財等の一覧は、県の文化財保護室のページで確認することができます。
(県内の国・県指定文化財等件数一覧)
なお、市町村によっては人気の観光スポットなどでのドローン飛行について、手続きや注意点などをウェブサイトで紹介している場合がありますので、そちらもご確認ください。(例:仙北市)
※ドローンを使用する際のマナーについて
残念ながら、ドローンで熊を追い回すといったマナーの悪い使用者が出ています。自然環境や動植物、ほかの公園利用者に危険を及ぼしたり、不快感を与えるような使用は絶対にしないでください。そうしたマナーを守れない方は、自然公園を利用しないでください。