このページでは、令和6年度のボランティア事業に関する活動記録と、地域の美化団体や山岳会などに委託して行っている登山道の刈払い等についてご紹介します。

 

活動記録(山の日情報 第35号)

 令和6年度については、悪天候等により中止とした日もあり1回のみの開催となりましたが、10月5日に、秋田駒ケ岳の登山道において、木道設置作業と清掃活動を行いました。

 今回は駒ケ岳八合目の駐車場から阿弥陀池まで登り、過去に風雪等により飛ばされた池外周の木道を運搬・再設置する作業などを行いました。飛ばされている木道は数も多く、そして非常に重いため運ぶのが大変なボランティア作業となりましたが、角館高校山岳部と大曲高校登山部、そして地元山岳会の方々など計42名での協力体制により、無事に終えることができました。参加者の皆さま、どうもありがとうございました。当日の様子は、「山の日情報 第35号」をご覧ください。

 なお、本事業の参加者に対して、今年も明治安田生命保険相互会社秋田支社様が飲み物を提供してくださっています。たくさんのご支援をいただき、感謝申し上げます。

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登山道の刈払い情報

 ボランティア事業の活動記録とは別に、地域の美化団体や山岳会などに委託して登山道の刈払い等も行っています。
 今年度は、次の4つの区間の刈払いが行われましたのでお知らせします。区間の詳細は、下の「ダウンロード」に掲載のファイルをご覧ください。

・十和田八幡平国立公園内
 焼山線道路(焼山避難小屋と玉川温泉間に位置する歩道)

・太平山県立自然公園 
 太平山登山道(野田口~剣岳~野田分岐に係るルート)

・十和田八幡平国立公園内
 八幡平秋田駒ケ岳登山道(蟹場分岐点~鶴の湯分岐点~大白森に係るルート)

・十和田八幡平国立公園内
 八幡平秋田駒ケ岳縦走線(県境尾根 八瀬森分岐~関東森の区間)

 刈払いにより歩きやすく安全な登山道とするとともに、見通しを良くすることでごみが捨てられることを防ぎ、また、落ちているごみを発見しやすい状態にすることを目的としています。

 秋田県の登山道は比較的ごみの少ない状況が保たれていますが、この美しい環境を次の世代に引き継いでいくためにも、「ごみを捨てない、出たごみは自分で持ち帰る」ことについて、今後とも利用者の皆様のご協力をお願いいたします。

 

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