海外では口蹄疫やアフリカ豚熱等の悪性伝染病が発生しています。

 海外に旅行された際には、畜産農場等の畜産関係施設や生鳥市場等への立入を極力避けるようにしてください。家畜の悪性伝染病が日本に侵入すると、国内の畜産業に甚大な被害をもらたすのみならず、侵入地域の経済活動にも大きな影響を及ぼします。現在、農林水産省動物検疫所では次の対策が実施されておりますので御協力をお願いします。

靴底消毒について

 我が国への家畜伝染病の侵入を防止するため、空海港において靴底消毒を行っています。
 皆様の御理解と御協力をお願いします。

海外で畜産関連施設を訪問される方へ

 畜産農場等の畜産関連施設や生鳥市場等にやむを得ず立ち入ったり、家畜に接触した場合は、人や物に病原体が付着しているおそれがありますので、日本に到着した際は税関検査場内にある動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。

 また、帰国後1週間は、国内の家畜や家きん農場への訪問を自粛してください。

海外からゴルフシューズ等の土の付着した物品を持ち帰る方へ

 ゴルフバッグやゴルフシューズ等、海外の土が付着した物品を持ち帰る場合は、その土に病原体が付着しているおそれがあります。日本に到着した際は、税関検査場内にある動物検疫所のカウンターにお立ち寄りのうえ、動物検疫所の指示に従ってください。

車両消毒について

 海外から日本に到着するフェリーには車両を積載している場合があり、これらの車両は日本に到着後そのまま国内を走行することがあります。車両に家畜の病原体が付着している可能性がありますので、フェリーで到着した全ての車両について消毒を行っています。

畜産物の日本への持ち込みについて

 肉製品などの畜産物を介して、海外の悪性伝染病が日本へ侵入するおそれがあるため、畜産物の輸入検疫が行われています。海外へ旅行される場合は、日本を出発する前に、国内への肉製品の持込禁止等について事前確認ください。
 なお、日本から海外へ畜産物を持ち出す場合も検査が必要になりますので、御注意ください。