アフリカ豚コレラについて

2018年10月24日 | コンテンツ番号 33795

 アフリカ豚コレラは、豚やイノシシのウイルス性伝染病で、発熱して元気・食欲がなくなり、急性例では突然死亡することもあります。血液中の血小板が減少するため出血しやすく、加えて血が止まりにくくなり、皮下出血やチアノーゼを示し、100%近くが死亡します。

 これまで日本では発生していませんが、ロシアや東ヨーロッパの国々では感染が拡大しており、平成30年8月には中国でも発生が確認されました。ワクチンや有効な治療法がないため殺処分による防圧に頼らざるを得ないことから、発生国の養豚業に大きな被害が出ています。

 海外の発生では、外国から入港した船舶が残した厨芥残渣や不法に持ち込まれた畜産物により侵入した例が確認されており、日本では国の機関である「動物検疫所」が侵入を防ぐため、空港や港で手荷物等の検疫を実施していますが、平成30年10月、中国から北海道に到着した外国人旅行客が持ち込もうとした畜産物(豚肉ソーセージ)を動物検疫所が検査したところ、アフリカ豚コレラウイルス遺伝子が検出されました。

 本病が国内に侵入するリスクが非常に高い状況にあることから、豚やイノシシを飼養している方は飼養衛生管理基準に基づく衛生対策を徹底するとともに、生肉を含む可能性のある飼料を給与する際には、必ず加熱処理してから与えてください。

 また、発生国からの肉製品等の持ち込みは禁止されていますので、ご注意ください。

 詳細な情報については、下記のリンクをご覧ください。

 

<外部リング>

 ・農林水産省HP「アフリカ豚コレラについて」