実務紹介

水産職の実務

秋田県では、水産資源を持続的・合理的に利用するため、資源管理や「つくり育てる漁業※ 」を推進するとともに、水産物の消費拡大などに取り組んでいます。水産職員の主な配属先は、水産業に関する施策・事業の企画・立案や漁業管理に関する業務などを担う「水産漁港課」と漁業資源調査や試験研究などを担う「水産振興センター」があります。

※人の手で稚魚を育てて海に放したり魚介類が育つすみかを造成したりして魚介類の資源を増やすこと。または、生けすなどで魚介類を大きくなるまで育成すること

水産職の配属先と主な業務内容

  1. 水産漁港課(本庁)
    1. 調整・振興チーム
      • 海面・内水面の漁業振興、水産物流通加工など
    2. 漁業管理チーム
      • 漁業権漁業、知事許可漁業、漁業取締、漁船登録など
    3. 漁港漁村整備チーム
      • 水産基盤整備計画、漁港・漁場・漁村の工事など
  2. 水産振興センター(男鹿市)
    1. 総務企画室
      • 海面・内水面の漁業振興、水産物流通加工など
    2. 資源部
      • 資源変動に関する調査・研究など
    3. 増殖部
      • 種苗生産、増殖・養殖技術の確立など
      • 内水面試験池
        • マス類に関する飼育試験、内水面の漁場調査など

さらに詳しく!

 資料で詳しく紹介していますので、ぜひご参考ください!
 → <資料ダウンロード> 水産職の実務

 

若手職員インタビュー

水産振興センター 加藤さん(2022年度採用)

経歴(採用3年目)
2024年度~ 水産振興センター
2022年度~ 農林水産部 水産漁港課
Q 現在どんな仕事を担当していますか?

水産振興センターで開発した研究成果を漁業者へ波及させる普及員という仕事を主に行っています。他にも広報・広聴関係の仕事を行っており、広くセンターのことを知っていただくということも私の仕事です。

<ある日のスケジュール>
08:25 出勤
08:30 朝コミ、スケジュール確認
08:35 事務作業
09:00 移動
10:30 現場確認
12:00 昼休み
14:30 帰庁、水産振興センター所内作業
17:00 事務作業(日誌作成)
17:15 退庁

※ 掲載内容は、2025年1月末現在のものです。

Q 秋田県庁を選んだ理由は?

秋田県の水産業に少しでも貢献したいと考え、秋田県全体の水産業に貢献できるものは何かと考えた時、秋田県庁で水産関係の仕事をするのが良いと考えたためです。

Q 仕事でやりがいを感じることは?

漁業者の方から要望等があった際、その要望に添うことを達成できた時や、自分が考えた通りに業務が進んだ時などに、とてもやりがいを感じます。

Q 職場の雰囲気は?

職場の雰囲気は良いと感じています。周囲の職員へ気軽に仕事内容の相談や仕事以外の話などができる環境です。また、上司とのコミュニケーションも取りやすいため、年齢差で壁を感じることもありません。

Q 入庁前のイメージと違ったことは?

公務員は堅いというイメージをしていましたが、入庁して仕事をしてみると話しやすい雰囲気でした。ただ、仕事のメリハリはしっかりしていると感じました。

Q 休日や仕事終わりの過ごし方は?

休日は、たまに職員の方と釣りに行ったり、友人と旅行へ行ったり、家でゲームをするなど基本的には自分の趣味のことをして過ごしています。

\ 県職員を目指している方へメッセージ! /

職場の雰囲気も良く、秋田の水産業に貢献したいと考えている方は、やりがいを持って仕事に臨むことができます!また、福利厚生もしっかりしているので、ぜひ一緒に仕事をしましょう!お待ちしています!

 

水産振興センター 山田さん(2021年度採用)

山田 美沙登の写真

経歴(採用3年目)
2023年度~  水産振興センター
2021年度~ 農林水産部 水産漁港課
Q 現在どんな仕事を担当していますか?

仔稚魚の初期餌料であるワムシの培養と、トラフグの種苗生産や養殖技術の開発を担当しています。


<ある日のスケジュール>
08:20 出勤
08:30 スケジュール、メールの確認
09:15 ワムシの計数
10:30 飼料の在庫確認・発注
12:00 昼休み
13:00 トラフグ稚魚の状態観察
14:30 トラフグ1歳魚測定
16:00 データ入力・まとめ
17:15 退庁

※ 掲載内容は、2024年1月末現在のものです。

Q 仕事でやりがいを感じることは?

自分が培養したワムシを食べた魚が、元気に育ってくれた時や、放流したトラフグを市場調査で見かけた時に嬉しい気持ちになります。

Q 入庁前のイメージと違ったことは?

デスクワークばかりのイメージを持っていましたが、実際は調査等のために現場へ赴くことが多々あり驚きました。現在の担当業務は何かと力仕事が多いため、入庁前よりも体力がついたような気がします。

Q 休日や退庁後の過ごし方は?

職場の目の前に海があるので、仕事が終わった後に、のんびり浜辺を散歩します。天気がいい日にはきれいな夕焼けが見られます。貝殻を拾ったり、カニを捕まえて観察したりするのも楽しいです。

\ 県職員を目指している方へメッセージ! /

沢山の人と関わりながら、行政、研究と幅広い分野で秋田県のために働くことができる魅力的な仕事です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

 

 

お仕事紹介動画 <水産職編>