実務紹介

管理栄養士の配属先について

知事部局採用の管理栄養士は、主に、住民の健康の増進を図るために必要な栄養指導その他の保健指導のうち、特に専門的な知識及び技術を必要とするもの(健康増進法第18条第1項に規定されている業務)を行うため、保健所や健康づくり推進課に配属されます。

管理栄養士の主な業務内容

知事部局の管理栄養士の業務は、県の健康課題解決のため、栄養の改善を図ることにより疾病の発症や重症化を予防することです。その対策のため各種施策の企画・立案と実施、国・市村との連絡調整、予算などの内部的な業務から、市町村職員をはじめとする(管理)栄養士や地区組織の人材育成、健康増進法や食品表示法に関する監視・指導といった多岐にわたる業務に、主管課である健康づくり推進課の管理栄養士と保健所の管理栄養士が連携して取り組んでいます。
管理栄養士は、県職員の中でも十数人しかいない職種です。そのため、他の職種に比べて即戦力として期待され、責任も大きく、やりがいを感じやすい業務です。
また、採用されてから概ね3年間の新任期については、「秋田県行政栄養士の人材育成ガイドライン・プログラム」により中堅期に向けたスキルアップを図ります。

 

さらに詳しく!

 資料で詳しく紹介していますので、ぜひご参考ください!
 → <資料ダウンロード> 管理栄養士の実務 [853KB]

 

若手職員インタビュー

平鹿地域振興局 福祉環境部 児玉さん(2016年度採用)

児玉 鉄弥の写真

経歴(採用8年目)
2022年度~ 平鹿地域振興局 福祉環境部
2021年度~ 北秋田地域振興局 大館福祉環境部
2018年度~ 健康福祉部 健康づくり推進課
2016年度~  北秋田地域振興局 鷹巣阿仁福祉環境部
2009年度~  < 給食受託会社 勤務 > 委託先の福祉施設・病院での給食管理
ある日のスケジュール
08:25 出勤
08:30 朝コミ(課内の各スケジュール確認、諸連絡)
08:35 メールチェック
08:45  回覧文書確認
09:00 会議資料作成・起案
11:30 午後に巡回予定の給食施設の状況確認
12:00 昼休み
13:00 給食施設の巡回
15:00 兼務先の福祉環境部へ移動
15:30 上司と打合せ(今後の事業計画)
16:15 巡回指導の記録整理
17:15 退庁

※ 掲載内容は、2024年1月末現在のものです。

Q 現在どんな仕事を担当していますか?

給食施設指導、県民健康・栄養調査、地域組織の育成、食品表示の指導などの栄養業務や栄養士・調理師免許事務、受動喫煙防止を担当しています。現在、仙北地域を兼務しているため、二つの地域を回っています。

Q 秋田県庁を選んだ理由は?

前職では、病院や福祉施設の給食管理をしていましたが、もっと広く・深く管理栄養士の仕事をしたい、生まれ育った地域、慣れ親しんだ食文化をフィールドにしたい、という思いから秋田県庁を選びました。

Q 仕事でやりがいを感じることは?

自らが県民の健康・栄養課題を調査・分析し、事業・施策の見直しを行えるところです。県民健康・栄養調査では、地域住民の健康・栄養状況を調査し、その結果が次の事業・施策に繋がっていきます。

Q 休日や退庁後の過ごし方は?

先日まで育児休業を取得しており、復帰後の現在も、仕事以外の時間は、子ども達(4歳と5ヶ月)中心の生活です。平日は、一緒にご飯が食べられるように一生懸命帰り、休日は私が食事担当なので、上の子と一緒に作っています。

\ 県職員を目指している方へメッセージ! /

県の管理栄養士は、「栄養」を武器に、様々な人と関わり、多くの分野に携わることができる仕事です。一緒に働けることを楽しみにしています。

 

健康福祉部 健康づくり推進課 武田さん(2017年度採用)

武田 翔子の写真

経歴(採用6年目)
2021年度~ 健康福祉部 健康づくり推進課
2017年度~ 北秋田地域振興局 大館福祉環境部
ある日のスケジュール
08:10 出勤、メールチェック
08:30 朝礼
08:40 県民・健康栄養調査のため調査地区へ(五城目町)
09:30 本調査欠席世帯を訪問し、栄養摂取状況調査の聞き取り
12:00 昼食
13:00 調査票整理、電話で追加の聞き取り調査
16:30 帰庁、免許申請書類の確認等
17:00 翌日の会議の資料準備、メールチェック
17:30 退庁
18:30 夕食作り

※ 掲載内容は、2023年1月末現在のものです。

Q 現在どんな仕事を担当していますか?

「減塩」や「野菜・果物摂取」に配慮した飲食店等のメニューを認証する食環境整備事業や食育事業、栄養調査、(管理)栄養士・調理師の免許事務等に携わっています。

Q 秋田県庁を選んだ理由は?

大学での学びや実習の経験から、食環境整備の面から地域の人々の健康づくりにアプローチができる行政栄養士に魅力を感じるようになりました。また、生まれ育った秋田で働きたいという思いもあり、志望しました。

Q 仕事でやりがいを感じることは?

行政栄養士は給食施設や飲食店等、様々な関係者と協働して取り組む業務が多くあります。直接県民の方の反応に触れる場面は少ないですが、食を通して健康づくりのお手伝いができる仕事にやりがいを感じています。

Q 休日や退庁後の過ごし方は?

休日は録画したドラマや映画を観たり、ドライブやカフェ巡り等を楽しんでいます。今年は登山や釣りも楽しみました。旅行や温泉が好きなので、感染状況が落ち着いたら、色々なところへ出かけたいです。

\ 県職員を目指している方へメッセージ! /

県管理栄養士の仕事は、「食」を通じて県民の皆さんの健康づくりにつながっていく、やりがいのある仕事です。県職員として一緒に秋田のために働いてみませんか?
皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。