保健師
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実務紹介
保健師職の配属先について
県の保健師の特徴は、県民の健康の保持増進に関する業務に従事することだけでなく、県の各種施策の推進にその知識を活かし反映させることができることです。配属先は地域振興局福祉環境部(保健所)が多くを占めますが、本庁関係課や地方機関などもあります。
その業務は、保健分野のみならず、福祉、教育、職員の健康管理など多岐にわたります。
保健師の主な業務内容
県の保健師は、県民や地域を対象に、健康の保持増進や病気の予防のための活動を、地域住民や関係団体などと協力して行います。
具体的には、健康に関する各種対策の企画立案・実施や、病気や障害を持ちながら生活する方への支援、市町村や関係団体等との相談や調整、保健活動従事者の人材育成や災害対応に備えた訓練などのほか、難病患者等の医療費助成の手続きや予算管理といった内部的業務など、多岐にわたります。
さらに詳しく!
資料で詳しく紹介していますので、ぜひご参考ください!
→ <資料ダウンロード> 保健師職の実務 [1366KB]
若手職員インタビュー
健康福祉部 保健・疾病対策課 山田さん(2021年度採用)
2023年度~ | 健康福祉部 保健・疾病対策課 |
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2021年度~ | 平鹿地域振興局 福祉環境部 |
Q 現在どんな仕事を担当していますか?
結核等の感染症対策に関することを担当しています。各保健所の担当との連絡はもちろんですが、他自治体の担当とも連絡を取ることがあります。事業の計画や予算管理等デスクワークが中心ですが、研修会で講師をすることや、会議や研修で県外に出張することもあります。
08:20 | 出勤 |
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08:30 | 朝コミ、スケジュール確認 |
08:40 | メール確認、関係機関へ展開 |
10:00 | 事業に関する打ち合わせ |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 保健所からの問い合わせに対応、課内で共有 |
15:30 | 来課した委託業者の対応 |
16:30 | 翌日のスケジュール確認、準備 |
17:15 | 退庁 |
※ 掲載内容は、2025年1月末現在のものです。
8:40 メール確認、関係機関へ展開
通知や申請といったメールを確認し、必要があれば保健所など関係機関へも周知します。10:00 事業に関する打ち合わせ
担当事業についてチーム内で打ち合わせを行い、意見をもらいながら内容を検討していきます。13:00 問い合わせに対応、課内で共有
保健所から結核の申請手続などの問い合わせがくるため対応し、対応内容について課内で情報共有します。
Q 秋田県庁を選んだ理由は?
地元である秋田で保健師として就職したいと思っており、市町村保健師とも迷いましたが、県全体の保健福祉に携われる仕事がしたいと考え、秋田県庁を選びました。
Q 仕事でやりがいを感じることは?
地域や住民の健康に関する様々なニーズに対応できることです。地域全体については、政策を考えて関係機関等の協力も得ながら実施する普及啓発活動や広報活動等を通して、誰かの力になれたと感じた時にやりがいを感じます。また、個別支援においては、その方の生活も含めて一緒に考えて、相談対応をする中で感謝のお言葉をいただいたりすると、よかったなと感じます。
Q 職場の雰囲気は?
幅広い年齢や職種の方がいて、色々なお話を聞くことができます。業務以外にも、ライフプランのことなど、勉強になることが沢山あります。
Q 入庁前のイメージと違ったことは?
保健所・本庁などの配属先や、そこで担当する分野によって、様々な経験をできることに驚きました。異動して最初は分からないことも多いですが、上司や同僚に助けていただきながら、幅広い分野の知識を身につけることができます。
Q 休日や仕事終わりの過ごし方は?
美味しいものを食べることや温泉が好きなので、休日は行きたいところを見つけて出かけています。また、異動があるので、その地域で有名なお店を巡るのも楽しいです。
\ 県職員を目指している方へメッセージ! /
秋田県全体の保健福祉に携われるやりがいのある仕事です。皆様と一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!
北秋田地域振興局 大館福祉環境部 髙橋さん(2019年度採用)
2022年度~ | 北秋田地域振興局 大館福祉環境部 |
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2019年度~ | 仙北地域振興局 福祉環境部 |
08:20 | 出勤 |
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08:30 | スケジュール、メールの確認 |
09:30 | 感染症発生動向調査週報入力・確認・報告 |
10:00 | 医療費助成事業の相談対応 |
11:00 | 感染症集団発生状況の確認 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 上司と相談 |
14:30 | 同僚職員との打ち合わせ |
15:30 | 感染症発生届受理・調査・検討・報告 |
17:15 | 退庁 |
※ 掲載内容は、2024年1月末現在のものです。
Q 秋田県庁を選んだ理由は?
看護師として医療機関に勤務していましたが、地域の保健衛生にもっと携われる仕事がしたいと思い、秋田県庁を選びました。
Q 仕事でやりがいを感じることは?
地域の方から相談を受けた際に、問題解決や不安解消の一助となれた時にやりがいを感じます。また、難しい事例に上司や同僚と相談、検討をして対応する際も組織の一員としてやりがいを感じます。
Q 入庁前のイメージと違ったことは?
地域の方と直接接する機会は少ないと思っていましたが、窓口業務のときにお話を聞いたり、電話をもらったりと、思っていたよりも多く、地域の保健衛生に携われていると感じています。
\ 県職員を目指している方へメッセージ! /
業務の幅が広く大変な面もありますが、地域の方の健康や生活に携わるやりがいのある仕事です。上司や同僚に相談もしやすい雰囲気で、みんなで協力して業務に当たっています。福利厚生も充実していると思います。一緒に秋田のために頑張りましょう!