農学(一般)
コンテンツ番号:80331
更新日:
実務紹介
農学(一般)職の配属先について
農学(一般)職の職員は、担い手の育成や農産物の生産、販売対策、生産技術等に関する専門的な研究など、様々な業務に従事しています。配属先は本庁農林水産部各課、地域振興局農林部、試験場その他の専門的機関など広範囲にわたり、秋田県の農業に幅広く関わっています。
農業(一般)職の主な業務内容
秋田県の基幹産業である農業の発展を図るための様々な業務を行っており、その内容は、各種施策の企画・立案と実施、国・市町村・JA等との連絡調整・折衝などの内部的な業から、生産現場での技術指導や市町村やJA等と一緒に産地づくりを行うための対外的な業務、技術開発のための試験研究まで多岐にわたります。配属先は色々ありますが、業務内容は大きく次のように分類できます。
- 農林行政に関すること
- 農業全般の施策の決定、施策に基づいた予算の策定
- 関係機関と連携した施策の実施
- 法令に基づいた事業の推進 など、内部的な業務
- 生産現場での普及指導
- ・県の施策や管轄地域の目標に対応した現場活動
- 水稲、野菜、果樹、花き、畜産等の技術・経営指導
- 若手農業者、直売活動等への支援 など、現場に密着した業務
- 試験研究
- 低コスト・省力化・高品質化等を目指す新技術の開発
- 生産時のコスト等データ収集と経営的な検証
- 品種改良や県オリジナルの新品種の開発 などの試験研究業務
さらに詳しく!
資料で詳しく紹介していますので、ぜひご参考ください!
→ <資料ダウンロード> 農業(一般)職の実務 [1302KB]
若手職員インタビュー
農林水産部 園芸振興課 戸松さん(2020年度採用)
2023年度~ | 農林水産部 園芸振興課 |
---|---|
2020年度~ | 仙北地域振興局 農林部 |
Q 現在どんな仕事を担当していますか?
野菜の生産振興のため、農業者向け研修会の企画・開催や野菜栽培資料の作成等を行っています。また、秋田県オリジナル品種(県が育成した品種)の種苗を安定生産するための調整業務のほか、ねぎの生産拡大に関する業務を担当しています。
08:20 | 出勤 |
---|---|
08:30 | 朝コミ、スケジュール・メール確認 |
09:00 | 研修会の開催要領案の作成 |
10:00 | 研修会会場へ移動・事前見学 |
11:00 | 研修会内容の課長説明 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 野菜栽培マニュアルの原稿作成・校正 |
15:30 | 印刷業者との打ち合わせ |
17:15 | 退庁 |
※ 掲載内容は、2025年1月末現在のものです。
10:00 研修会会場へ移動・事前見学
公用車を運転し、研修会会場に向かいます。事前に会場を見学しておくことで、研修会当日の会場設営等を円滑に行うことができます。11:00 研修会内容の課長説明
研修会の開催に向け、作成した開催要領案を用いて、課長に研修内容を説明します。15:30 印刷業者と打ち合わせ
野菜栽培マニュアルの発行に向け、原稿のレイアウトについて印刷業者と打ち合わせをします。
Q 秋田県庁を選んだ理由は?
祖父母が農家であり、「将来は農業に関わる仕事がしたい」と漠然と考えていました。そんな中、大学3年生の時にインターンシップで秋田地域振興局農林部農業振興普及課を訪問し、実際に農学(一般)職の業務を体験したことで、県職員として秋田県の農業を支えたいと考えるようになりました。
Q 仕事でやりがいを感じることは?
地域振興局所属時は、ほ場巡回等により農業者と直接接していたため、農業者から感謝される機会が多く、やりがいに繋がっていました。現在は農業者と直接関わる機会は少ないですが、補助事業等を通じて農業者を間接的に支援できるため、どこの部署にいても県の農業に貢献できるということにやりがいを感じています。
Q 職場の雰囲気は?
知識や経験が豊富な上司がサポートしてくれるほか、職場全体が和気あいあいとしているため、分からないことがあればすぐに質問・相談しやすい雰囲気です。
Q 入庁前のイメージと違ったことは?
デスクワークが多く、事務的な業務が多いというイメージでしたが、配属先によっては現場に赴き、農業者や関係機関の方々と直接会話する機会が多いことです。また、自身が主体となって業務する場面が多く、提案力や調整力が養われることもイメージと違いました。
Q 休日や仕事終わりの過ごし方は?
休日は、県内外の観光地巡りをしています。平日の仕事終わりは、YouTubeを観たりゲームをしたりしています。
\ 県職員を目指している方へメッセージ! /
専門的な知識が必要となる業種ですが、入庁当初から専門知識を身につけている人は少なく、業務を通じて知識を深めていくことができます。知識不足だからといって、不安に思う必要はありません。
私たちと一緒に、秋田県の農業を盛り上げていきましょう!
農林水産部 水田総合利用課 秋田米ブランド推進室 中村さん(2019年度採用)
2022年度~ | 農林水産部 水田総合利用課 秋田米ブランド推進室 |
---|---|
2019年度~ | 平鹿地域振興局 農林部 |
08:20 | 出勤 |
---|---|
08:30 | スケジュール、メールの確認、打ち合わせ準備 |
09:30 | 技術情報の作成 |
11:00 | 現地検討会の準備 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 現地検討会 |
16:00 | 技術情報の発行 |
17:15 | 退庁 |
※ 掲載内容は、2024年1月末現在のものです。
Q 秋田県庁を選んだ理由は?
大学で学んだ農業に関することで秋田に貢献できる仕事がしたいと思い、技術職の県職員を目指しました。
Q 仕事でやりがいを感じることは?
農学職で入庁すると、 直接農家の方などへ生産技術に関する普及や指導をすることが多く、農家の方から感謝をされたときは、「少しでも役に立てたかな」と感じて嬉しかったです。
Q 入庁前のイメージと違ったことは?
生産技術の普及や指導をする立場となるため、想像していたよりも、担当する作目について専門的な知識が必要だと感じました。今はサキホコレの生産対策に携わっているため、稲などに関する知識が必要だと日々痛感しています。
\ 県職員を目指している方へメッセージ! /
秋田の基幹産業である農業を支え、秋田の農業をよりよくするために一緒に働く仲間になってもらえたら嬉しいです。
お仕事紹介動画 <農学(一般)職編>
農林水産部 水田総合利用課 秋田米ブランド推進室 中村さん(採用5年目)