秋田県生物多様性地域戦略の策定について
2021年03月29日 | コンテンツ番号 56446
1 秋田県生物多様性地域戦略とは
県では、令和3年3月に2021年度(令和3年度)から2030年度(令和12年度)までを計画期間とする「秋田県生物多様性地域戦略」を策定しました。
この計画は、生物多様性基本法に基づき、本県における生物多様性の課題を解決するために、関係組織と連携を図りながら、各種施策を効果的かつ効率的に推進するための指針等をまとめたものです。
本地域戦略は、▷県民一人ひとりが生物多様性の重要性を認識するため、▷課題解決に向けて県民総ぐるみで取り組むため、▷本県の豊かな生物多様性を次世代につなぐために大きな役割を果たします。
2 対象区域
本地域戦略の対象区域は、秋田県全域としますが、自然環境は河川の流域や山地などのように行政区域とは無関係な区域も含まれるので、秋田県域だけでは解決できない課題については、周辺の自治体や国の機関と連携を図りながら取り組みます。
3 基本理念および目標
(1)基本理念
人と自然が共生する豊かでうるおいのある秋田県を目指す
(2)長期目標
生物多様性の維持・回復と持続可能な利用を通じて、本県の生物多様性の状態を現状以上に豊かなものとするとと
もに、生態系サービスを将来にわたって享受できる、人と自然が共生する豊かでうるおいのある秋田県を実現します。
(3)短期目標
<目標1>多様な生態系の保全
<目標2>野生動植物の保護
<目標3>外来種への対応
<目標4>生物多様性の主流化
<目標5>地球温暖化防止と普及啓発
4 進行管理と評価
本地域戦略は、生物多様性に関する世界や国の動き、社会情勢の変化、関係法令の改正、国家戦略、秋田県環境基本計画及び関連する事業計画等の改定に伴い、地域戦略の記載内容を変更する場合は、秋田県環境審議会自然環境部会の審議を経て改定することとします。
また、定期的に庁内連絡調整会議を開催し、取組状況について自己評価したものを環境審議会に報告し意見をいただきます。さらに、5年に1回は地域戦略全体の取組を検証し、必要に応じて改定します。
なお、本地域戦略の推進にあたっては、幅広く県民の意見を聴きながら、地域戦略に反映させる必要があるので、NPOやボランティア団体等との意見交換をはじめ、パブリックコメント制度を活用するなど、本地域戦略に関連した意見や提言を求めることとします。
5 ダウンロード
〇表紙・序文・目次 [1106KB]
〇第1章 [3579KB]
〇第2章 [691KB]
〇第3章 [4036KB]
〇第4章 [392KB]
〇第5章 [5442KB]]
〇第6章 [1044KB]
〇資料・用語解説 [1454KB]
〇概要版パンフレット [2306KB]