秋田県版レッドリスト2019(哺乳類・昆虫類)について
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レッドリストとは、生育する野生動植物について、専門家で構成される検討委員会が、生物学的観点から個々の種の絶滅の恐れを科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたものです。また、このレッドリストに選定された野生動植物の分布状況、生育環境、絶滅危機の要因、保全対策などをまとめて編さんした本がレッドデータブックになります。
このレッドリストやレッドデータブックは、絶滅危機にある野生動植物の現状を明らかにし、多くの人々へ理解を広めるとともに、自然環境や希少な動植物の保護を図るための基礎資料として活用されています。
本県では、平成10年度から分類群毎に専門家による検討委員会を設置し、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、淡水魚類、昆虫類、陸産貝類及び維管束植物について、秋田県版レッドリストを順次公表し、平成14年3月に『秋田県版レッドデータブック動物編・植物編2002(以下「秋田県版RDB2002」という。)』を発刊しました。
しかしながら、野生動植物の生息・生育状況は、その時時の状況に合わせて変化しており、その評価は定期的に見直すことが求められます。秋田県版RDB2002の発刊以降、野生動植物の生息・生育環境の変化や新たな知見が蓄積されたことにより、平成21年度から分類群毎に評価を見直し、平成25年度(2013年)に鳥類のレッドリストを公表、平成26年度(2014年)に維管束植物のレッドリストを公表し、同年度に『秋田県版レッドデータブック2014(維管束植物)』を発刊、平成28年度(2016年)に爬虫類、両生類、淡水魚類及び陸産貝類のレッドリストを公表し、同年度に『秋田県版レッドデータブック2016動物Ⅰ(鳥類・爬虫類・両生類・淡水魚類・陸産貝類)』を発刊しました。
このたび、哺乳類及び昆虫類の評価作業を終了し、『秋田県版レッドリスト2019(哺乳類・昆虫類)』として取りまとめたのでお知らせします。
資料1 秋田県版レッドリスト2019概要 [218KB]
資料2 秋田県版レッドリスト2019(哺乳類・昆虫類)PDF版 [111KB]
資料3 秋田県版レッドリスト2019(哺乳類・昆虫類)Excel版 [46KB]
資料4 秋田県版カテゴリー定義(動物編) [179KB]