県では、『秋田県の絶滅のおそれのある野生生物2002 -秋田県版レッドデータブック- 動物編・植物編』を平成14年3月に発刊しました。しかしながら、野生生物の生息・生育状況は常に変化していることから、レッドリスト・レッドデータブックは、定期的に見直すことが求められています。
 このため県では、平成21年度から分類群ごとに県内の野生生物の専門家で構成された秋田県版レッドデータブック改訂検討委員会を設置し、見直しを進めてきました。
 維管束植物については、平成21年に秋田県版レッドデータブック改訂検討委員会(維管束植物)を設置し、絶滅の危険性の評価を進め、平成26年2月17日に「秋田県版レッドリスト2014(維管束植物)」を公表したところです。

 この度、「秋田県版レッドリスト2014(維管束植物)」に選定した種について、分布、生育環境、絶滅の要因などを解説した「秋田県の絶滅のおそれのある野生生物 秋田県版レッドデータブック2014-維管束植物-」を作成しました。