若手職員インタビュー・実務紹介(児童福祉司)
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実務紹介
児童福祉司職の配属先について
児童福祉司職は、児童相談所へ配属されることになります。児童相談所は、県内に3カ所設置され、家庭その他からの様々な子どもに関する相談に応じ、援助を行う機関です。
児童福祉司職の主な業務内容
児童福祉司は、子どもや保護者等から、子どもの福祉に関する様々な相談に応じ、必要な調査、援助を行います。
ケースワークにおいては、家族をはじめ、関係機関との連絡調整において、中心的な役割を担います。
相談
子ども、保護者等から子どもの福祉に関する相談に応じること
調査・診断
必要な調査、社会診断を行うこと
支援・指導
子ども、保護者、関係者等に必要な支援・指導を行うこと
関係調整
子ども、保護者等の関係調整(家族療法など)を行うこと
児童福祉司職の実務 ~相談・援助業務~
児童福祉司が行う相談業務は、すべての子どもが心身ともに健やかに育ち、その持てる力を最大限に発揮することができるよう、子ども及びその家庭等を支援することを目的としています。
そのため、児童福祉司は常に子どもの最善の利益を考慮し、業務を展開していく必要があります。
業務の流れ
- 相談の受付
- 定例・緊急受理会議
- 社会調査(児童福祉司)・心理診断(児童心理司)・一時保護 等
- 援助方針決定会議
- 支援
児童福祉司職の業務の様子
将来の職業を考えている皆さんへのメッセージ
- 児童福祉司職の魅力とやりがい
- 児童相談所では、児童福祉司だけではなく、心理判定職、行政職、保健師、保育士など、様々な知識・技術を持った職員と働くことができるため、専門職としての視野が広がります。
- 地域で暮らしている子どもや家庭等の課題解決に向けて、市町村、学校、警察等関係機関と協働して取り組むなど、多くの人と関わりながら仕事をすることで、自分が誰かの役に立っていると実感できます。
- 人事異動等により、県内3カ所(大館市・秋田市・横手市)で働くことになります。
そのため、様々な土地の人や文化との出会いがあり、多くの経験や学びを深め、自身の可能性を広げることができます。
こどもまんなか社会の実現のため、ともに働いてくれる仲間を募集しています! 心からお待ちしています!
若手職員インタビュー
健康福祉部 南児童相談所 相談第一班 主事(兼)児童福祉司 工藤 彩(2020年度採用)
2020年度~ | 健康福祉部 南児童相談所 相談第一班 |
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2017年度~ | 他県の自治体で勤務 |
08:00 | 出勤、公用車で移動 |
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10:00 | 施設訪問 入所児童と保護者の面会交流の立ち会い |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 公用車で移動 |
14:00 | 市役所訪問(ケース打合せや進捗状況の報告) |
15:00 | 市の家庭相談員と同行し家庭訪問 児童、保護者と面接 |
16:30 | 帰庁、ケース記録作成、電話対応 |
18:30 | 退庁 |
Q 現在どんな仕事を担当していますか?
虐待や非行、性格行動等児童に関する相談に対応しています。児童や保護者、関係機関との面接を通じて社会調査やアセスメントを実施し、適切な関わり方の助言や保護者への指導をしたり、必要に応じて子どもの一時保護や施設入所の調整を行ったりしています。
Q 秋田県庁を選んだ理由は?
元々地元就職を希望していたためです。児童福祉司の専門職の採用があることを知り、福祉を学んだ経験を活かすチャンスと考え、秋田県庁を選びました。広い視点から福祉に携わることができる点や、大きな組織の中で幅広い職員と接点ができる点が県庁の魅力であると思います。
Q 入庁前のイメージと違ったことは?
警察と関わる頻度が高いことや、日本全国の児童相談所とやりとりする機会があることなど、関係する機関の広さに驚きました。また、児童にとって適切な受け入れ先を県内全域で探すため、根気強さが必要であると感じました。
Q 休日や退庁後の過ごし方は?
大好きなビジュアル系音楽を聴いたりライブに参戦したりして発散しています。また、同僚や先輩と、キャッチボールをはじめとした様々なスポーツに挑戦し、結束を深めています。そのほか、おいしいスイーツやパンのお店の探究もしています。
県職員を目指している方へメッセージ
異動があるため地元以外の地域での生活を経験することができます。地域ごとの土地柄や気候、風土に触れることで、秋田の新しい魅力に気がつくことができるのは、県職員ならではです。
健康福祉部 中央児童相談所 児童虐待対策・相談班 主事(兼)児童福祉司 加藤 創(2021年度採用)
2021年度~ | 健康福祉部 中央児童相談所 児童虐待対策・相談班 |
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08:20 | 出勤 |
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08:30 | 朝コミ、メールチェック、書類の確認 |
09:30 | 定例会議 |
11:00 | 来所面接 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 措置事務 |
14:30 | 家庭訪問 |
16:30 | 面接記録作成 |
17:15 | 退庁 |
Q 現在どんな仕事を担当していますか?
児童虐待や非行(ぐ犯・触法行為)、子どもの性格行動問題など、家庭における様々な問題について、児童や保護者、学校、警察等関係機関からの相談を受け付け、課題の解決に向けた話し合いや調整を行っています。
Q 秋田県庁を選んだ理由は?
大学で学んだ知識を、地元である秋田県の子ども達のために活かしたいと考え、入庁を決意しました。
Q 仕事でやりがいを感じることは?
子どもや保護者、関係機関と一緒に考えた支援がうまく作用して、家族間のコミュニケーションが円滑になっていく様子を見た時には大きなやりがいを感じます。
Q 休日や退庁後の過ごし方は?
秋田県のプロバスケットボールクラブ、秋田ノーザンハピネッツの応援に行ったり、友人と会っておいしいごはんを食べに出かけたりしています。
県職員を目指している方へメッセージ
秋田県の将来を担う子ども達が、健やかに育つことができる地域をつくるため、共に働いてくれる方を心からお待ちしています!