電話でガス給湯器や分電盤の点検を勧められたので、業者を自宅に招いて点検してもらったところ、「すぐに交換したほうがいい」と言われた。工事契約をしたものの、費用があまりにも高額で困った、という「点検商法」にまつわるトラブルが発生しています。
 「この町内を一斉点検で回っている」と言って、アポなしでいきなり自宅に訪問し、半ば強引に点検するケースもあり、いずれも「老朽化」「漏電」「火事」「危険」といった不安をあおる言葉を使って、その場で契約に持ち込もうとします。
 私たち一般消費者からは頼れるプロに見えてしまう業者の言葉に不安が増幅していく気持ちは理解できますが、まず一度冷静になりましょう。例えば、その場で契約を迫られたとしても、「検討するので、まずは見積書を作って」と言い、すぐには応じない応対が重要となります。そのうえで、他の業者からも見積書を取って、金額が適正なものかどうかを見きわめて、契約するかどうかを判断してください。
 万一、その場で契約してしまったとしても、こうした取引は訪問販売に該当するので、契約後8日間はクーリング・オフが可能となります。少しでも契約内容に不安を感じた場合は、クーリング・オフするべきかどうかについて、できるだけ早く家族等と話し合ってみてください。
 消費に関してお悩みの場合は▽県生活センター☎018・835・0999 ▽消費者ホットライン☎188(いやや)にご相談ください。「オンラインでの対面相談」も実施しています。ぜひご活用ください。