「製品安全総点検月間」-家庭内の事故防ごう
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国内では毎年、電気製品やガス機器などによる火災・感電・発火事故が報告されています。近年は特にモバイルバッテリーなどリチウムイオン電池の不具合に起因する火災等のニュースをよく耳にします。
私たちの家庭の中には、日々の快適な生活に欠かせない家電や暖房器具、それらをつなぐ配線器具がたくさんあります。しかし、経年劣化を見落としていたり、誤った使い方をしたりすると思わぬ事故につながる恐れがあります。このため、定期的に清掃や点検を行うことがとても重要です。
国は、毎年11月を「製品安全総点検月間」と定め、メーカーに対して自社製品の自主点検や安全対策強化を要請しています。また、製品の安全使用のための安全点検を広く呼びかけています。経済産業省のウェブサイトでは「点検チェックリスト」も公開しています。
主な点検項目としては、製品では▽製造年など▽プラグのほこりやバッテリーの膨張の有無▽PSマークなど安全認証表示が付されているか。配線器具なら▽定格消費電力を超えて使っていないか▽電源コードを束ねたりねじ曲げたりしていないか-などが挙げられます。
年末の大掃除シーズンに先立ち、「製品安全総点検月間」を機に皆さんのご家庭内の製品を今一度確認してみてはいかがでしょうか。
製品安全や消費に関してお悩みの場合は▽県生活センター☎018・835・0999 ▽消費者ホットライン☎188(いやや)にご相談ください。
「オンラインでの対面相談」も実施しています。ぜひご活用ください。