実在する事業者を名乗り、身に覚えのない未納料金を請求する詐欺的な手口に関する相談が全国で寄せられています。そうした電話やメールがあっても支払ってはいけません。大手通信会社グループの会社を名乗る人物から電話がありました。「1年間電話料金が未払いになっている。支払わなければ法的手続きを取る。守秘義務があるので誰にも話さないように」というもの。コンビニで電子マネーを購入するように言われ、店員に用途を訪ねられた場合は「自分で使うため」と答えるよう指示されました。そして30万円分の電子マネーを購入し、番号を電話の相手に教えました。翌日も電話があり、5万円分の電子マネーを購入し番号を教えました。
 その後、また追加で50万円分購入するよう求められ、おかしいと思って相談に至りました。
 コンビニなどで電子マネーを購入するように指示し、その番号を教えさせる方法は全て詐欺です。
 また、電気料やガス代、水道料など公共料金が未払いとなっているとして、電話で請求してくる場合も、詐欺の可能性が極めて高いです。十分気をつける必要があります。
 知らない電話番号や見覚えのないメールアドレスからの連絡は、対応せず無視してください。
 不明な場合は、実在する事業者の正式な問い合わせ窓口を調べて、問い合わせてください。
 心配なときや不安がある場合は、すぐに県生活センター(☎018・835・0999)、消費者ホットライン☎188(いやや)にご相談ください。
 また、オンラインによる対面相談も実施中です。ぜひご活用ください。