「訪問購入」に注意! 自宅に業者を入れないで
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購入業者が自宅に来て物品を買い取る「訪問購入」のトラブルに関する相談が、全国の消費生活相談窓口に寄せられています。相談件数は増加しています。
相談は契約当事者の8割近くが60歳以上となっっており、特に高齢者に注意してほしいトラブルです。
強引に安く買い取る「押し買い」など悪質な事例がみられます。
訪問購入については、特定商取引に関する法律でルールが定められていますが、相談内容をみると法律違反の疑いのある行為が横行しているのが現状です。
購入業者は電話であの手この手を使って来訪の承諾を得ようと説得してきます。あるいは、突然訪問してきてしつこく勧誘し、とにかく家に上がろうとすることもあります。そして、買い取りの承諾をしていないのに、貴金属類を半ば強引に買い取られてしまうケースまで発生しています。目を離した隙に指輪などを業者に持ち去られたようだという相談もあります。
購入業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾してはいけません。
突然訪問してきても決して家の中に入れないでください。
仮に物品を売却してしまった場合でも、クーリング・オフ期間内は購入業者に物品の引き渡しを拒むことができます。
トラブルになった場合や不安がある場合は、すぐに県生活センター(☎018・835・0999)、消費者ホットライン☎188(いやや)にご相談ください。。
また、オンラインによる対面相談も実施中です。ぜひご活用ください。