令和4年5月27日に総務省統計局から、令和2年国勢調査の就業状態等基本集計結果が公表されました。秋田県分の結果の概要については次のとおりです。

 

 なお、詳細については総務省統計局のホームページに掲載されています。

      http://www.e-stat.go.jp/stat-search?page=1&toukei=00200521

1.年齢別人口

 ・15歳以上人口は85万8,255人となっており、平成27年から5万283人減少した。

 

2.労働力人口

 ・15歳以上人口の労働力率(注)は58.6%となっており、平成27年と比べると1.6ポイント上昇している。

 ・労働力率を男女別にみると、男性が68.8%、女性が49.7%で、平成27年と比べると、男性が0.6ポイント、女性が2.3ポイント上昇している。

 

    表1 労働力状態、男女別15歳以上人口(平成27年、令和2年)〔秋田県〕.xlsx [15KB]

 (注)資料 用語の解説 [104KB]

 

3.従業上の地位

・15歳以上就業者(48万2,536人)について、従業上の地位別の割合をみると、雇用者(「役員」を含む。)が15歳以上就業者の84.3%、自営業主(「家庭内内職者」を含む。)が11.0%、家族従業者が4.7%となっている。

・雇用者(「役員」を除く。)(38万5,482人)の内訳をみると、「正規の職員・従業員」が69.7%、「労働者派遣事業所の派遣社員」が1.7%、「パート・アルバイト・その他」が28.6%となっている。

・雇用者(「役員」を除く。)の内訳を男女別にみると、男性、女性ともに「正規の職員・従業員」が最も多く、男性雇用者の83.6%、女性雇用者の54.8%となっている。

 

   表2-1 従業上の地位、男女別15歳以上就業者数、割合(平成27年、令和2年)〔秋田県〕.xlsx [18KB]

   表2-2 従業上の地位、男女別15歳以上雇用者数、割合(平成27年、令和2年)〔秋田県〕.xlsx [16KB]

 

4.産 業

・産業大分類別の15歳以上就業者の割合をみると、医療・福祉が15.8%(7万6,421人)と最も多く、次いで「卸売業、小売業」が15.7%(7万5,537人)、「製造業」が14.1%(6万8,061人)などとなっている。

・平成27年と比べると、「医療、福祉」が1.2ポイントの上昇、ついで「サービス業」(他に分類されないもの)が0.4ポイントの上昇などとなっている。一方、「農業・林業」が0.9ポイントの低下、次いで「卸売・小売業」が0.4ポイントの低下などとなっている。

 

    表3-1 産業(大分類)、男女別15歳以上就業者数(平成27年、令和2年)〔秋田県〕.xlsx [19KB]

    表3-2 産業(大分類)、男女別15歳以上就業者の割合(平成27年、令和2年)〔秋田県〕.xlsx [18KB]

 

5.職 業

・職業大分類別の15歳以上就業者の割合をみると、「事務従事者」が17.8%(8万5,965人)と最も高く、次いで「生産工程従事者」が14.9%(7万1,915人)、「専門的・技術的職業従事者」が14.7%(7万806人)などとなっている。

・平成27年と比べると、「専門的・技術的職業従事者」が0.9ポイントの上昇、次いで「事務従事者」、「運搬・清掃・包装等従事者」が0.7ポイントの上昇などとなっている。一方、「販売従事者」が1.1ポイントの低下、次いで「農林漁業従事者」1.0ポイントの低下などとなっている。

 

    表4-1 職業(大分類)、男女別15歳以上就業者数(平成27年、令和2年)〔秋田県〕.xlsx [16KB]

    表4-2 職業(大分類)、男女別15歳以上就業者数の割合(平成27年、令和2年)〔秋田県〕.xlsx  [12KB]

    

注)就業状態等基本集計結果における「不詳補完値」について

 令和2年国勢調査の集計に当たり、結果利用者の利便性向上を図るため、主な項目の集計結果(原数値)に含まれる「不詳」をあん分等によって補完した「不詳補完値」により提供しています。

 

 

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