医療法第30条の13第4項の規定に基づき、秋田県における病床機能報告の結果を公表します。

地域医療構想について

 今後高齢化が進展し、医療・介護サービスの需要が増大していく中で、患者それぞれの状態にふさわしい良質かつ適切な医療を、効果的かつ効率的に提供する体制を構築することが求められています。
 そのためには、医療機能の分化・連携を進め、各医療機能に応じて必要な医療資源を適切に投入し、入院医療全体の強化を図ると同時に、退院患者の生活を支える在宅医療及び介護サービス提供体制を充実させていくことが必要です。
 こうしたことから、都道府県は、令和7年(2025年)における医療機能ごとの需要と必要量を含め、その地域にふさわしいバランスのとれた医療機能の分化と連携を適切に推進するための地域医療構想を策定することとなりました。

 秋田県では、「秋田県医療保健福祉計画」の一部として、平成28年10月28日に「秋田県地域医療構想」を策定しました。
秋田県地域医療構想について

病床機能報告制度について

 地域医療構想の策定に当たり、地域の医療機関が担っている医療機能の現状把握、分析を行う必要があります。
 そのために必要なデータを収集するため、医療機関がその有する病床(一般病床及び療養病床)において担っている医療機能を自ら選択し、病棟単位を基本として都道府県に報告する仕組みが導入されました。
 また、医療機能の報告に加えて、その病棟にどのような設備があるのか、どのような医療スタッフが配置されているのか、どのような医療行為が行われているのかについても報告することとされています。

 詳細、マニュアル等については、厚生労働省のホームページをご覧ください。
厚生労働省 病床機能報告

報告された情報の公表

 報告された情報を公表し、地域医療構想とともに示すことにより、地域の医療機関や住民等が、地域の医療提供体制の現状と将来の姿について共通認識を持つことができます。
 また、医療機関の自主的な取組及び医療機関相互の協議によって、医療機能の分化・連携が進められるようになります。

 各年度データ