依存症関連問題相談(アルコール・薬物・ギャンブル 等)
コンテンツ番号:32136
更新日:
依存症について
依存症とは、アルコール、薬物、ギャンブルなどへの欲求をコントロールできなくなってしまう心の病気です。家族や周囲の人をまき込みながら徐々に進行し、最終的には自分自身に大きなダメージをもたらします。
以下のような状態に思い当たったら、ぜひ相談機関等にご相談ください。ご本人と一緒の相談が難しい場合には、ご家族だけでも一度ご相談ください。依存症は回復できます。
▶依存症に関する来所相談日
毎月第2・第4水曜日(10:00~16:00)
▶来所相談予約ダイヤル
018-831-3946
※ただいま相談予約が大変混みあっております。
すぐに対応できない場合もありますのでご了承ください。
アルコール依存症
アルコール依存症とは、お酒を飲み過ぎることは体に悪いとわかっていても、飲酒をコントロールできなくなり、自分ではやめることができない状態のことです。だんだんお酒の量も回数も増えていき、気づかないうちに重症化します。
症状が進行し、飲酒のコントロールが効かなくなると、お酒のために仕事を休む、借金をする、暴力をふるう、交通事故を起こすなどの問題が起こってきます。その結果、家庭や職場での信用を失い、社会的、経済的な破綻をきたしかねません。また、大量飲酒により身体の病気(肝臓病、高血圧、糖尿病など)になり、死にいたることもあります。
アルコール依存症は、回復可能な病気です。回復に向けては、医療機関での治療と、断酒、自助グループへの参加が基本となります。アルコール依存症に関するご相談、医療機関の情報については、以下をご覧ください。
- 秋田県子ども・女性・障害者相談センターでは、アルコール依存症についての来所相談を受け付けています。まずは、お気軽にお問い合わせください。(来所相談予約ダイヤル:018-831-3946)
- アルコール依存症に関する医療機関情報は
秋田県依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関の選定について
または、
「精神保健福祉に関連する団体・機関情報(社会資源ガイド)」をご覧ください。
- お酒をやめたい(減らしたい)あなたへ [3859KB]
- 自助グループについては、「アルコール・薬物・ギャンブル依存等の自助グループ」をご覧ください。
本気でお酒の飲み方を改めたいと考えている方へ:お酒と上手につきあう講座のご案内
アルコールに飲まれる生活から脱出して本当の自分を取り戻し、これからの人生を輝かせませんか。飲酒は「本人の意志の問題」と思われがちですが、「飲まずにいられない」「コントロールが効かない」状態は「病気」です。ひとりで解決することは難しいですので、ぜひ専門機関に相談しましょう。
絶対に克服しようという気持ちが何より大切です。アルコールとの付き合い方を考え直したいあなたを応援します。アルコールに打ち勝ち、本来の自分を取り戻しましょう。
当センターでは、アルコール依存症回復支援プログラム(ASAT-A)を個別で実施しています。私たちと一緒に、自分らしい生き方を取り戻しましょう。どうしようか迷っているときは、まずはお気軽にご相談ください。あなたのその一歩をこころからお待ちしています。
◾希望される方は、事前面接(予約制)が必要です。
◾実施日時:相談により決定します。
◾場所:秋田県子ども・女性・障害者相談センター(秋田市手形住吉町3-6)
◾対象:以下の2点を満たす方
1)自身のお酒の飲み方を改めたいと願う方。
2)当センターでの事前面接の結果、本プログラムを受けることが適当と認められた方。
◾参加費:無料
◾問い合わせ:018-831-3946(秋田県子ども・女性・障害者相談センター 精神保健福祉部)
「アルコール依存症回復支援プログラム」チラシ [90KB]
薬物依存症
薬物依存症とは、薬物を社会的・医学的常識を逸脱して使い続けているうちに心身に異変が生じ、薬物を使い続けることが体に悪いとわかっていても、自分ではやめることができない状態のことです。薬物とは、覚せい剤、大麻、危険ドラッグ、麻薬、コカイン、MDMA、有機溶剤(シンナーなど)、処方薬、市販薬、ガス類などです。
薬物には依存性があるため、一回ぐらいなら大丈夫と思っても、また使いたくなり、くり返し使わずにはいられなくなってしまいます。また、使い続けると、それまでの量では効き目が薄れていくため、だんだんと使う量が増え、問題がさらに深刻化していきます。そうなってしまうと自分の意志では止められません。
症状が進行すると、薬物のために仕事を休んだり、家族に暴力を振るったり、借金、犯罪等の問題が起こるほか、死にいたることもあります。
薬物依存症は、回復可能な病気です。回復に向けては、医療機関での治療と、断薬、自助グループへの参加が基本となります。薬物依存症に関するご相談、医療機関の情報については、以下をご覧ください。
- 秋田県子ども・女性・障害者相談センターでは、薬物依存症についての来所相談を受け付けています。まずは、お気軽にお問い合わせください(来所相談予約ダイヤル:018-831-3946)
- 薬物依存症に関する医療機関情報は
秋田県依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関の選定について
または、
「精神保健福祉に関連する団体・機関情報(社会資源ガイド)」をご覧ください。
- 自助グループについては、「アルコール・薬物・ギャンブル依存等の自助グループ」をご覧ください。
ギャンブル障害(ギャンブル依存)
ギャンブル障害(ギャンブル依存)とは、ギャンブル(パチンコ、スロットマシン、競馬、競輪、競艇等)への欲求が病的に強くなってコントロールできなくなり、自分ではやめることができない状態のことです。
徐々にギャンブルに賭ける金額が増えていき、ギャンブルのために周囲へ嘘をつく、借金をする、仕事や家庭での役割を怠る等がみられ、問題が深刻になっていきます。ギャンブルにともなう浪費や借金により家計が立ちゆかなくなる等といった「経済的問題」と、ギャンブルが関わっている何らかの「嘘」は、ギャンブル障害を疑うサインであり注意が必要です。
ギャンブル障害は回復可能な病気です。重要なことは、ギャンブルにともなう問題が発生したとき、ギャンブルを「止めることを誓う」より、止めるための「具体的行動(相談機関への相談、自助グループへの参加等)」に移すことです。ギャンブル障害当事者が具体的行動に移すことができないときは、家族が先に相談機関や自助グループにつながることも当事者の回復への第一歩につながります。
- 秋田県子ども・女性・障害者相談センターでは、ギャンブル障害(ギャンブル依存)についての来所相談を受け付けています。まずは、お気軽にお問い合わせください。(来所相談予約ダイヤル:018-831-3946)
- ギャンブル障害(ギャンブル依存)に関する医療機関情報は
秋田県依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関の選定について
または、
「精神保健福祉に関連する団体・機関情報(社会資源ガイド)」をご覧ください。
- 「ギャンブル等について悩んでいる方へ」[1166KB]
- 「ギャンブル依存の問題で悩んでいる家族の学習会 [177KB]
- 自助グループについては、「アルコール・薬物・ギャンブル依存等の自助グループ」をご覧ください。
本気で自分のギャンブルの楽しみ方を改めたいと考えている方へ:ギャンブル障害回復プログラムのご案内
ギャンブル障害から脱出し、本当の自分を取り戻し、これからの人生を輝かせませんか。医学的にはギャンブル障害は「病気」です。しかし多くの人は「本人の意志の問題」と捉えており、周囲に理解してもらうことは大変困難です。
絶対に克服しようという気持ちが何より大切です。ギャンブルをやめたいあなたを応援します。一緒にギャンブルをしたい気持ちを克服し本来の自分を取り戻しましょう。
当センターでは、ギャンブル障害回復プログラム(SAT-G)をグループで実施しています。私たちと一緒に、自分らしい生き方を取り戻しましょう。どうしようか迷っているときは、まずはお気軽にご相談ください。あなたのその一歩をこころからお待ちしています。
- 希望される方は、事前面接(予約制)が必要です。
- 実施日時:事前面接は相談により決定します。グループは原則毎月第3火曜日14:00~15:30です。
- 場所:秋田県子ども・女性・障害者相談センター(秋田市手形住吉町3-6)
- 対象:以下の2点を満たす方
1)自身のギャンブルの楽しみ方を改めたいと願う方。
2)当センターでの事前面接の結果、本プログラムを受けることが適当と認められた方。 - 参加費:無料
- 問い合わせ:018-831-3946(秋田県子ども・女性・障害者相談センター 精神保健福祉部)
「ギャンブル障害回復プログラム」チラシ [78KB]
「R7年度 SAT-Gグループ」チラシ [375KB]
※なお、お住いのお近くで依存症のご相談を希望される場合は、こちらの相談窓口 [45KB]をご利用ください。
*関連サイト:厚生労働省「依存症の理解を深めよう。回復を応援し、受け入れる社会へ」