自然環境保全地域とは

2016年04月22日 | コンテンツ番号 557

自然環境保全地域等の概要

 優れた自然環境を保全するために、自然環境保全法及び県条例により指定した区域で、原生自然環境保全地域、自然環境保全地域、緑地環境保全地域の三つに分類されます。
 県内には、白神山地の国自然環境保全地域をはじめ、18箇所の県自然環境保全地域と4箇所の県緑地環境保全地域があり、その面積は合計で約5,594haにも及びます。

指定区域名称
指定者
指定要件
面積要件
( )は、県指定
単位:ha
 指定区域一覧 
原生自然環境保全地域
  1. 人の活動による影響を受けていない国又は地方公共団体が所有する土地
1,000ha~
自然環境保全地域 国・県
  1. 高山性植生、亜高山性植生の区域
  2. 優れた天然林の区域
  3. 特異な地形、地質、自然現象の区域
  4. 動植物を含む自然環境が優れた海岸、湖沼、湿原、河川の区域
  5. 熱帯魚、さんご、海そうなどを含む自然環境が優れた海域
  6. その他植物の自生地、動植物の生息地・繁殖地等の優れた自然環境の区域 
  1. 1,000(100)~
  2. 100(10)~
  3. 10(1)~
  4. 10(1)~
  5. 10(県指定無し)~
  6. 10(1)
    ~         
緑地環境保全地域
  1. 市街地周辺、国道沿いの樹林地、草原、湖沼、湿原、り河川、海岸で良好な自然環境区域
  2. 歴史的、文化的資産と一体となった良好な自然環境の区域
  1. (10)~
  2. (5)~

※県内の自然環境保全地域等は「自然環境保全地域等の指定状況」で確認できます。

指定地域の保全

 指定に際し、地域ごとに保全計画を定めます。その中で、保全すべき自然環境の特質や保全に関する基本的な事項に加え、保全のための施設や行為等についての規制が盛り込まれます。

区域名称 保全、規制等の内容
指定地域の区域名称と保全・規制等の内容一覧
原生自然環境保全地域 原生の状態を維持している地域であり、規制が最も厳しい。
(各種行為の禁止)立入制限地区を設定することもできる。
自然環境保全地域  
特別地区 生態系構成上重要な地区であり、自然環境の特質を維持するため特に保全をすべき地区。(各種行為の許可)
野生動植物保護地区 特別地区において、特定の野生動植物保護のために特に必要な地区。
(指定種の捕獲、殺傷、採取、損傷が禁止)
普通地区 特別地区に含まれない地区。(各種行為の届出)
緑地環境保全地域 都市周辺や道路沿線など身近で良好な自然を保全する地区。(各種行為の届出)

自然公園との関係 

 自然公園は、優れた自然景観を持つ地域で、保護と利用を図るものです。それに対し、自然環境保全地域は、学術的価値や希少性等の観点から保全することを目的に指定されるもので、お互いが重複することはありません。