令和6年度 地下水質測定結果について
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水質汚濁防止法に基づき実施した令和6年度の地下水の水質測定結果を取りまとめましたので、お知らせします。
1 測定の概要
県内の地下水については、県及び秋田市が分担して水質測定を行っており、令和6年度の実施概要は表1のとおりです。なお、地下水の調査は、その内容により、表2のとおり区分されます。
調査区分 | 測定地点数 | 測定項目数 |
---|---|---|
概況調査 | 36 | 952 |
汚染井戸周辺地区調査 | 2 | 28 |
継続監視調査 | 32 | 125 |
調査区分 | 調査内容 |
---|---|
概況調査 | 地域の全体的な地下水質の状況を把握するための調査 |
汚染井戸周辺地区調査 | 概況調査等により新たに発見された汚染について、その範囲の確認や原因究明のために行う調査又は、継続監視調査を終了する場合に、汚染範囲内で再度行う調査。必要に応じて、土壌汚染が判明した場合にも実施する。 |
継続監視調査 | 汚染が確認された地域で継続的に監視を行うための調査 |
2 測定結果の概要
〇 概況調査
36地点で測定を行い、すべての地点で環境基準を達成しました。
〇 汚染井戸周辺地区調査
事業者が、土壌汚染対策法の規定に基づく土壌汚染状況調査を行い、その報告によりVOC及び重金属等の土壌溶出量基準及び土壌含有量基準が超過していることを確知したため、事業場跡地周辺の美郷町金沢地区の2井戸において汚染井戸周辺地区調査を実施しました。調査の結果、2井戸では環境基準値の超過は確認されませんでした。事業者に対しては土壌汚染対策法の規定に基づき指導すると共に、事業場跡地に最も近い井戸について、令和7年度に継続監視調査を実施することとしました。
〇 継続監視調査
これまでの調査で汚染が確認された32地点で測定を行い、9地点で汚染物質が環境基準値を超過しましたが、他の23地点では環境基準を達成しました。
【参考】
地下水の環境基準値は、環境基本法第16条に基づき、カドミウム等重金属類やトリクロロエチレン等揮発性有機化合物など、28項目が定められている。
各測定地点における環境基準超過の評価は、全シアンは最高値、それ以外の項目は年間平均値による。
3 測定結果について(ダウンロード)
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