PPP/PFIとは

〇PPPとは
「Public Private Partnership」の略で、公共施設等の建設、維持管理、運営等を行政と民間が連携して行うことにより、民間の創意工夫等を活用し、財政資金の効率的使用や行政の効率化を図る手法のことです。
〇PFIとは
「Private Finance Initiative」の略で、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(PFI法)に基づき、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法のことです。PFIは、PPPの一つの類型です。

公民連携手法導入優先的検討方針

 秋田県では、「多様なPPP/PFI手法を優先的に検討するための指針(平成27年12月27日民間資金等活用推進会議)」を踏まえ、PPP/PFI手法の導入の検討を行うこととし、「秋田県PPP/PFI手法導入優先的検討方針」を策定しました。
 令和3年4月1日には、これを「公民連携手法導入優先的検討方針」に改正しました。
 最新の「公民連携手法導入優先的検討方針」は以下からダウンロードできます。

公民連携手法導入優先的検討方針の概要

1 優先的検討の対象事業
 (1)及び(2)のいずれにも該当する整備・運営等事業が対象となります。
(1)次のいずれかに該当する事業
   ・建築物又はプラントの整備等に関する事業
   ・利用料金の徴収を行う整備・運営等事業
(2)次のいずれかの事業費基準を満たす事業
   ・設計費を含む整備費の総額が10億円以上の事業(建設、製造又は改修を含むもの)
   ・単年度の事業費が1億円以上の事業(運営等のみを行うもの)

2 優先的検討の概要
 公民連携手法の優先的検討は、簡易検討及び詳細検討により行い、適否の検討は、「公民連携手法導入推進委員会」で実施します。
(1)簡易検討
   定性評価(法令上の制約、民間事業者の参入可能性、他の地方公共団体の導入実績等の有無)及び定量評価(従来型手法と公民連携手法を費用総額で比較)の結果により、導入の適否を検討すること。
(2)詳細検討
   簡易検討で公民連携手法導入に適しないと評価された整備・運営等事業以外の事業について、専門的な外部コンサルタントの活用等による「導入可能性調査」を実施し、導入の適否を詳細に検討すること。

3 検討結果の公表
 検討の結果、公民連携手法に適しないとした場合には、このウェブサイトで公表します。

公民連携手法導入推進委員会による検討結果

公民連携手法導入推進委員会(※令和3年3月31日まではPPP/PFI手法導入検討委員会)による検討結果は以下のとおりです。

 横手高等学校整備事業
事業内容 建築後40年以上が経過している横手高等学校の現校舎について、現在地での改築を実施する。
委員会開催日 平成30年1月15日
検討の区分 簡易検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 教育庁施設整備室

 

 運転免許センター改築事業
事業内容 老朽化が著しい運転免許センター庁舎及び交通機動隊庁舎について、両庁舎を複合化し、運転免許センターの現在地に整備する。
委員会開催日 平成30年11月29日
検討の区分 詳細検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 警察本部警務部会計課

 

 新複合化相談施設整備事業
事業内容 中央児童相談所、女性相談所、福祉相談センター及び精神保健福祉センターについて、老朽化した施設の更新や、執務環境の改善、一時保護に係る生活環境の向上など、設備面の課題解決に加え、各施設の連携による相談機能の向上に向け、4施設を複合化し、新たな総合福祉相談施設を整備する。
委員会開催日 平成31年1月11日
検討の区分 簡易検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 健康福祉部福祉政策課

 

大曲高等学校整備事業 
事業内容 建築後45年以上が経過している大曲高等学校の現校舎について、現在地での改築を実施する。
委員会開催日 平成31年1月11日
検討の区分 簡易検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 教育庁施設整備室

 

 鹿角小坂地区統合校(仮称)整備事業
事業内容 学校規模の適正化の観点から、鹿角小坂地区の高等学校3校(花輪高校・十和田高校・小坂高校)を統合するため、花輪高校の校舎を一部改修するほか、同校敷地内に実習棟の新築を行い、工業系学科実習教室など不足する機能の充足を図る。
委員会開催日 令和2年1月31日
検討の区分 簡易検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 教育庁施設整備室

 

 金足農業高等学校整備事業 
事業内容 建築後47年以上が経過し、老朽化した校舎棟および核施設について、教育環境の充実を図るため改築を行うとともに、農業関連施設の改修を実施し、先進的な農業教育を推進する。
委員会開催日 令和2年9月29日
検討の区分 簡易検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 教育庁施設整備室

 

栗田支援学校整備事業
事業内容 建築後40年が経過している栗田支援学校の現小学部棟について、長寿命化改修を実施するとともに、道路を隔てた向かい側敷地にある高等部環境・福祉科の機能を本校舎敷地に移転新築し、一体的な管理が行えるようにする。
委員会開催日 令和2年9月29日
検討の区分 簡易検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 教育庁施設整備室

 

湯沢高等学校整備事業
事業内容 建築後46年が経過し、老朽化した校舎棟及び各施設について、教育環境の充実を図るため、現在地での改築を行う。
委員会開催日 令和3年4月27日
検討の区分 簡易検討
検討の結果 従来型手法による実施
事業担当課室 教育庁施設整備室
栗田支援学校整備事業