令和7年度「知事と県民の意見交換会」(由利地域)
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今後の県政運営に県民の声を反映させることを目的とし、「知事と県民の意見交換会」を開催しました。
由利地域では、「環鳥海における観光振興・交流人口の拡大」をテーマに意見交換を行いました。
意見交換会の概要
テーマ:環鳥海における観光振興・交流人口の拡大
日時:令和7年7月6日(日) 10:00 ~ 12:00
会場:由利本荘市文化交流館カダーレ 自然科学学習室2(由利本荘市東町15)
参加者:
池田 優香 さん(由利高原鉄道株式会社 経営戦略課主査兼列車アテンダント)
大野 希一 さん(一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 事務局次長兼主任研究員)
植村 亮 さん(株式会社フォレスタ鳥海 営業グループ 支配人代理)
庄司 浩輔 さん(株式会社東北高倍家 99glam マネージャー)
柳原 正 さん(由利本荘市 地域おこし協力隊)
石井 智代 さん(FUSION DESIGN TO 代表)
カトリーナ・キリンジャー さん(一般社団法人鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 国際交流員)
発言概要
参加者の発言
・イベント列車のアテンダントをしている。臨時の貸切列車で催行することもあり、費用もかかる。利用者はほぼ県外であり、海外の利用者はまだいないが、香港や台湾のエージェントと交渉した際は好感触だった。
・ホテルの客層は、年間を通して様々であるため、ターゲット層の解像度を上げて情報発信をしたり、商品を作ったりしている。
・教育旅行の誘致活動をしており、若い方に名前だけでも覚えて帰ってもらいたいと思っている。いつかにかほ市、由利本荘市に戻ってきてもらえるように活動している。
・自然災害に関するリスク情報の発信は重要だが、観光にはマイナスになる事もあるので、情報の出し方に注意しなければいけない。
・現地の人たちと接したり、文化に参加したりする体験型旅行が、外国人に求められており、人と人をつなげる役割を担っていきたい。
・地元の人が、意外と地元のことを知らないと実感しており、いろいろな写真をSNSに日々アップして、情報発信している。
・にかほの良さを感じることができたのは、立場上、色々な人に会うことができたからである。外からみた魅力を県内外に知ってもらうために活動している。
知事の発言
・外国人など、価格について我々と違う感覚の人がいるので、思い切って価格を上げるのも戦略である。県としてインバウンドの観光客を積極的に増やしていこうと思っているので、強気な商品開発を進めていただきたい。
・教育旅行は一生忘れない思い出になるものであり、地域の魅力を強烈に植え付けることができる大事な機会である。自然とアクティビティをセットにできる、十分に魅力のあるエリアなので、県としても一つの方向性として考えたい。
・地元の人に地元を知ってもらうために、まずは県民が県内観光をするように促す運動を進めていきたい。
・地元の財産が伝わっていないのはもったいない。SNSで伝える映像の力は大きいものであり、まずは私たち自身が秋田の良さを再発見できるような取組に期待している。
当日の様子
