令和2年度秋田県高齢者生きがい活動支援団体表彰表彰式を行いました
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令和3年3月12日(金)、県庁において令和2年度「秋田県高齢者生きがい活動支援団体表彰」の表彰式を行いました。
県では、誰もが元気で活躍できる健康長寿・地域共生社会の実現を目指し、高齢者の生きがいや健康づくりにつながる社会参加を推進しています。本表彰制度は、高齢者が活躍する場の創出に積極的に取り組んでいる企業や団体を表彰し、高齢者の生きがいづくり及び自己実現の場の拡大を図るものです。
受賞団体の紹介
○自然観察ニカホの会 (にかほ市)
【設立年】 平成7年
【会員数】 12名(うち65歳以上の会員8名)
【活動の特長】
公民館講座の協力、小学校の野外観察クラブ及び自然保護に関する授業の支援等を行い、自然の仕組みや人と自然の関わり方といった、自然を守るために必要な視点を身につけ、自然の大切さを伝える目的をもって活動している団体です。
【表彰の理由】
25年間の長年にわたり、自然保護をテーマに、公民館講座への協力や小学校の野外観察クラブの支援など、世代間交流を通じて地域への貢献を行っています。また、そうした会の活動が会員の生きがいの場となっています。
○特定非営利活動法人ふじさと元気塾(山本地域振興局)
【設立年】 平成22年
【会員数】 23名(うち65歳以上の会員14名)
【活動の特長】
地域資源を活用した地域振興を行っています。藤里町粕毛地区において、初の共助組織を立ち上げ、高齢者も含めた「地域住民全体」での活動を促す取組を展開しています。
【表彰の理由】
行政や民間の補助金も活用しながら、人的資源も含めた地域の資源を活用し活動を展開しています。
また、関係機関・団体と連携して、地域住民を巻き込んだ活動を継続していて、地域の活性化に大きく寄与する取組を行っています。
表彰式次第
①開式 ②表彰状授与 ③記念撮影 ④懇談 ⑤閉式
懇談の様子
堀井副知事と、各団体の設立経緯や具体的な活動内容、継続の秘訣、それぞれの地域の素晴らしさなどについて懇談していただきました。
自然観察ニカホの会は、鳥海山のふもと、にかほ市で平成7年から活動を続けている団体です。
にかほ市には、高山から海まで「7つの自然がある」と言われます。
このにかほ市を舞台に小学生と一緒に学校の周りの観察会や工作活動を行って26年目になります。「森羅万象全てが勉強になる」と語ってくれました。
特定非営利活動法人 ふじさと元気塾は、理事長の藤原さんが神奈川県藤沢市から秋田に戻ってきたときに、地元の元気がなくなっていると感じて、仲間と始めた活動がはじまりになっています。
最初はホタルの舞う棚田の環境保全などを中心に行い、10年間の活動の中農家民宿をはじめ、様々な活動を展開しています。
また、関係するメンバーが中心となって共助組織の立ち上げなど、地域に根差した活動を精力的に行っています。
過去の受賞団体
・令和元年度
子育てサポートかざぐるま、田中ボランティア(きずな会)
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/46845
・平成30年度
特定非営利活動法人秋田県南NPOセンター、特定非営利活動法人福祉バンク大館
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/41435
◇URLをクリックすると受賞企業の取組内容等を掲載しています。