秋田県ではICT技術の全面的な活用により、建設現場における生産性を向上させ魅力ある建設現場を目指す取組として、秋田県ICT活用モデル工事を実施しているところです。

 ICTの全面的な活用(ICT活用工事)の普及促進のため、当課発注の「ICT活用モデル工事に関する技術支援等業務委託」の業務受注者によるICT活用モデル工事の現場支援等を平成30年度から実施しています。

 ついては、稼働中及び着手予定の工事でICT活用モデル工事における令和7年度の技術支援を希望の場合は、各工事の監督員を通じて技術管理課まで連絡をお願いします。

 

 支援内容

 1)施工計画立案支援
  ・支援対象工事について、設計図書等を分析し、標準的な「ICT施工計画案」を立案支援します。
  ・作成した「ICT施工計画案」を用いて、工事の受発注者と打合せを行い、
   ICT施工の進め方や活用方法について、現場での技術的指導をします。
  ・施工期間中において受発注者から問い合わせがあった場合、電話等にて可能な範囲で対応します。

 

 2)3次元設計データ作成支援
  ・支援対象工事の受発注者に対し、3次元設計データ作成方法について、
   一般的な3次元設計データ作成ソフトウェアを用いた指導を行う。指導については現地(現場事務所等)で
   行うものとします。
   現場のデータをすべて作成するような全面的な支援は対応が難しいため、
   必要に応じたポイント支援や助言を基本とします。
 
 
 3)ICT歩掛による試算支援
  ・支援対象工事について、ICT活用における作業時間や人工の出面を記録、分析することで、
   コスト構造や省力化効果を明らかにできる様、支援します。
  ・立案した「ICT施工計画案」のうち、普遍的に省力化に貢献する業務モデルを検証を支援します。
   また、効果が限定的である、コストがかかる等の課題を抽出し、
   解消策を検討の上で立案した業務モデル及び「ICT施工計画案」を修正支援をします。
 
 
 ※技術支援の希望が多い場合には、希望された箇所や内容の全てを支援できないことがあります。