ドローン(UAV)で森林の資源量を調べてみよう
コンテンツ番号:80172
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「ドローン(UAV)で森林の資源量調査ができる」
そんな話を耳にしたことはありませんか?
林野庁では、この手法について平成30年度に「UAV立木調査マニュアル」として公表しております。
しかし、いざその手法を導入してみようと思っても……
・実際にどんな作業をすれば良いのかわからない
・興味はあるけど、解析ソフトは高そうでなかなか手を出せない
・回帰分析は難しそうだし勉強している暇もない
と、導入を諦めてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
県では、そういった「難しい」「お金がかかる」「面倒くさい」といった要素を極力排除し、エントリーモデルとして実践していただくためのマニュアルを作成しました。
具体的には……
・比較的安価な空撮用ドローン(レーザスキャナ非搭載)で実現できる手法を記載
・解析には全てフリーソフトを用いた手順を記載
・胸高直径の推定式の作成過程省略のため、秋田県スギ人工林を対象とした『汎用的な胸高直径の推定式』を記載
・解析には全てフリーソフトを用いた手順を記載
・胸高直径の推定式の作成過程省略のため、秋田県スギ人工林を対象とした『汎用的な胸高直径の推定式』を記載
といった、林業を生業としない方や統計学に明るくない方でも始めやすい内容となっております。
また、既に高性能なレーザスキャナ搭載UAVや有償のSfM解析ソフトを導入されている方においても、部分的に応用できるような内容となっております。
また、既に高性能なレーザスキャナ搭載UAVや有償のSfM解析ソフトを導入されている方においても、部分的に応用できるような内容となっております。
当マニュアルが、森林の資源量調査における省力化・効率化の一助となれば幸いです。
注意事項
・空撮という特性上、被圧木を取得出来ない、胸高直径は推定値である等の技術的課題についてはご了承のうえご利用ください。
・調査地において、航空レーザ計測による精緻なDEMが整備されていることを前提としております(レーザスキャナ搭載UAVにより別途DEMも取得される場合はこの限りではありません)。
・QGISによる作業を軽減するためのモデルファイルを同梱しておりますが、こちらはマニュアルに記載のバージョン以外では動作しない可能性がありますのでご注意ください。
・県では、このマニュアル及びモデルファイルを用いたことにより発生した損害等について、一切の責任を負いません。
・調査地において、航空レーザ計測による精緻なDEMが整備されていることを前提としております(レーザスキャナ搭載UAVにより別途DEMも取得される場合はこの限りではありません)。
・QGISによる作業を軽減するためのモデルファイルを同梱しておりますが、こちらはマニュアルに記載のバージョン以外では動作しない可能性がありますのでご注意ください。
・県では、このマニュアル及びモデルファイルを用いたことにより発生した損害等について、一切の責任を負いません。