「若者チャレンジ応援事業」知事表敬 5人の採択者が取組状況を報告!
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令和4年11月18日、これまでの若者チャレンジ応援事業の採択者5名が来庁し、現在の取組状況や成果、今後の抱負などを知事に報告しました。
※左から、岡住さん、鈴木さん、知事、豊島さん、斉藤亜希さん、斎藤美奈子さん
〈岡住修兵さん:駅舎を改修した酒蔵での「クラフトサケ」の商品化〉
旧男鹿駅を改修して、醸造所「稲とアガベ」を設立し、日本酒の製造技術をベースとしたお酒「クラフトサケ」を製品化。また、醸造所に隣接する形でレストランを設立、今後はラーメン屋やパン屋、酒粕マヨネーズを作りたいと話します。
『稲とアガベ』 『クラフトサケ』
〈鈴木圭一さん:「秋田杉×3Dプリンタ」によるものづくり〉
秋田杉の木粉を添加した3Dプリンタ用の材料として、高品質な木質フィラメント(合成樹脂)を開発。今後は建築事務所と連携し、家具などの大型プロダクトへの展開を構想中。さらに研究や開発を進め、木質フィラメントが活躍できる場の拡大を図ります。
『木質フィラメント』
〈豊島昂生さん:秋田発のワイナリーを目指したブドウの育成〉
次の世代の農業振興につながる新たな経営モデルとして、秋田県発のワイナリーの実現を目指します。今年の春には1haの畑を作り、さらにブドウ栽培に力を入れるとともに、旅行会社の旅行商品の一部に豊島さんが作るワインを組み込むなど、多角的にワインをPRしています。
『ブドウ畑での様子』 『豊島さんの作るワイン』
〈斉藤亜希さん:産・官・学の垣根を越えた防災プロジェクト〉
企業や教育機関、自治体が連携し、産官学の垣根を越えた防災の仕組みを構築し、持続可能な取組につなげる活動を実施中。にかほ市を中心に「楽しむ防災」をテーマにプログラムを展開しています。今後はSNSやHP等を通じて認知度の向上を目指します。
『楽しむ防災をテーマとした講演』
〈斎藤美奈子さん:「発酵×薬膳」による地域活性化とクラフトビールも開発〉
県内の発酵文化と地元の食材に、薬膳を加えた、発酵×薬膳カフェレストランの開業を目指します。秋田内陸線比立内駅舎を活用したコワーキングスペース「がっこステーション」を開設し、地域交流の場となっており、今後はリンゴを使ったクラフトビールの販売や、漬物加工場・漬物をつまみにお酒が飲める立ち飲み屋「GAKKO BAR」も設立予定です。
『がっこステーション』 『がっこステーションを中心にした事業展開』
県では引き続き、夢に向かって挑戦する若者の皆さんを応援します!