県では、令和元年度から、高校生等のチームが企画する地域活性化に向けた取組等を後押しする「若者と地域をつなぐプロジェクト事業」を実施しています。

令和6年度に参加した8チームが、約半年間にわたって地域を改めて観察し、今まで認識していなかったものに気付き、地域とつながるために試行錯誤を重ねながら活動してきました。

この活動成果を発表する報告会を令和7年3月9日(日)に開催しました。
当日の様子をユーチューブで配信していますので、是非ご覧ください。

 最終成果BOOK 「国語・算数・理科・デザイン!」

 約半年間の活動内容を取りまとめた2024最終成果BOOK「国語・算数・理科・デザイン!最終成果BOOK」のデータを公開しています。
「地域とつながるとは、どういうことだろう?」と悩み抜いた高校生の”葛藤の過程”を、動画と併せて、是非ご覧ください!

↓画像のクリックでデータをダウンロードすることができます。

 2024成果報告BOOK

 チーム名および活動内容

チームキーワードをクリックすると、そのチームの発表(YouTube)へリンクします。 

 
チーム名 所属団体名 チームキーワード 活動内容
湯沢翔北 湯沢翔北高校 バッグという表現の場
レシートという過去と未来
人が使用するバッグに関するプロフィール帳を作成し、バッグを「自分の好きや表現を詰め込む器」として表現。また、集めたレシートから内容・支出内訳を分析し、地域に暮らす人々の生活を考察。
睡蓮 角館高校

(1)物の観察から人の観察へ
(2)地域とのつながりは一人と一人の認識に始まる

各々が「地域活性化」に対する考えを発表。
(1)身近な教師などに「地域活性化しろ」と言われても響かない。
(2)身の回りをよく観察し、自身の感情が動いたものを極めた先に行動があるのではないか。
take off! 秋田工業高等専門学校 先生の研究室はデザインの宝庫だ! 学校教員の研究室の観察を行い、部屋に設置されている物から教員の人柄や設置理由を考察。
さささ 角館高校、秋田工業高等専門学校 ”違い”という本当の観察
各々が着目した内容について発表。
(1)新屋地域を巡り、特徴的な街並みについて考察。
(2)田沢湖周辺を散策し、スキー場の来場者、及び近隣にある県外出身者が構える店を観察。
(3)人が楽しく生きるとはどういうことかについて考察。
U 新屋高校、角館高校、秋田工業高等専門学校 「伝える」と「伝わる」の違い 参加者同士の交流を深めるための「だべり会プロジェクト」を企画・実施。プロジェクトを通して参加者同士の人間関係について考察。(発表時間超過により中断)
味噌煮込みAndroid 秋田公立美術大学 観察は愛だ! 秋田市・仙北市のコンビニ巡りを実施。コンビニ内にある手書きポップの観察と従業員へのインタビューから地域性・従業員の人間性を考察。
ビバ 秋田公立美術大学 人間に興味があるからあじまんハッピー♡! 県内にある「あじまん」の全店舗に出向き、店の内外観や販売手法を考察。
CMP 秋田公立美術大学 観察を観察する 「観察を観察する」をテーマに、参加者それぞれが秋田に対するイメージについて観察してきたことをその場で発表し、その内容についてディベートを行った。