秋田臨海処理センターが保有する未利用資源や資産を活用した脱炭素化を目指す取り組みが環境省から認められ、秋田臨海処理センターを中心とした秋田市向浜地区の公共施設群が環境省脱炭素先行地域に選定されました。

 これまで以上に取り組みを加速し、秋田臨海処理センターの資源や資産を活かして、新たな価値創造による地域課題の解決を図ります。秋田臨海処理センターが、これまでの下水処理場が有する役割の範囲を超えて、より一層地域に貢献する施設となることを目指します。

 

1.脱炭素先行地域について

 政府のカーボンニュートラル宣言を受けて、2030年度までに電力消費に伴う二酸化炭素排出量実質ゼロの実現を目指し先進的に取り組む地域として、環境省が全国の自治体からの計画提案を基に選定するものです。

 令和4年4月に行われた第1回選定において、全国102自治体79件の計画提案に対し、48自治体26件の提案が選定されました。環境省では、2025年度までに少なくとも100か所の脱炭素先行地域を選定することとしています。

   ※環境省脱炭素先行地域第1回選定に関する環境省HPはこちら

 

2.計画提案の概要

  提案名 「流域下水道を核に資源と資産活用で実現する秋田の再エネ地域マイクログリッド」

    ※概要はこちら(秋田県生活環境部温暖化対策課ウェブサイト)

 

3.地域脱炭素移行・再エネ推進事業計画(脱炭素先行地域づくり事業)について

 脱炭素先行地域の取り組みは、秋田県が作成した「地域脱炭素移行・再エネ推進事業計画」に基づき、環境省地域脱炭素移行・再エネ推進交付金を活用して進めます。

 この交付金は、再エネ交付金交付要綱の規定により、「地域脱炭素移行・再エネ推進事業計画」の実現に必要な経費に充当することができます。

  〇(令和5年7月7日更新)秋田県地域脱炭素移行・再エネ推進事業計画 [738KB]

  〇事前評価チェックシート [221KB]